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トヨタ・アルテッツァジータ : ミニ英和和英辞書
トヨタ・アルテッツァジータ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トヨタ・アルテッツァジータ ( リダイレクト:トヨタ・アルテッツァ ) : ウィキペディア日本語版
トヨタ・アルテッツァ[ちょうおん]
アルテッツァ(''ALTEZZA'' )/アルテッツァジータ(''ALTEZZA GITA'' )は、トヨタ自動車1998年から2005年にかけて販売した中型セダンおよびステーションワゴンDセグメント)である。日本国外では、同社が展開する高級車ブランド「レクサス」のエントリーモデル「IS」の初代モデルとして販売される一方、日本では国内向けの仕様変更などのうえ、日本名「アルテッツァ」としてトヨタ(ネッツ店)から販売された。プログレブレビスプラットフォームを共有しており、スポーツセダン/ワゴン(実質的には5ドアハッチバック)としての位置付けであった。2005年には日本国内でもレクサス展開が開始され、同年9月には後継車にあたる新型IS(2代目)が発売。取扱店もレクサス店に移行されたことでアルテッツァの名称は消滅した。
== 歴史 ==

=== E10型(1998年-2005年) ===

もともとは「コンパクトなボディーでFRレイアウトのセダン」として開発がスタートしたが、後に同時期に開発途中だった他のスポーツセダンと統合され、さらにレクサスの販売戦略における欧州Dセグメント車(BMW・3シリーズメルセデス・ベンツ・Cクラスなど)の対抗車種としての役割も担うことになったため、スポーツセダンとプレミアムセダンの両方の役割が求められることとなり、高剛性かつ日欧米の各地域の基準をクリアする衝突安全ボディーが採用された。そのために高出力のエンジンを搭載する一方、重量が当時としてはやや重めの1,300kg∼1,400kgとなった。
外観デザインはショートオーバーハング+大径ホイール+ロングホイールベースと、スポーツカーを意識したプロポーションとなっている。このスタイルは、後のトヨタやレクサスのFRセダン(S180系クラウン以降のFRセダンなど)に受け継がれている。なお、トヨタ車ながら内外装には同社のCIマークを装着していない〔フロントグリルには頭文字の「A」を図案化したエンブレムが装着され、ステアリングのセンターパッドやアルミホイールのセンターキャップには「ALTEZZA」の文字が入っているだけである。〕のが特徴である。大小2つの円を用いたデザインのリアコンビネーションランプと大幅に切り詰められた前後オーバーハング、17インチアルミホイールと低偏平(215/45偏平)タイヤ〔RS/ASに設定される「Z-EDITION」に標準、それ以外はオプション〕、そしてクロノグラフをモチーフとしたデザインのメーターなどが採用されている。当初は2L直列4気筒搭載のスポーツ仕様である『RS200』にのみに6速MTが設定されていたが、後に直列6気筒搭載の『AS200』にも追加された。ステーションワゴンモデルである『ジータ』では、当初『AS200』のみに6速MTが設定されていたが後のマイナーチェンジで消滅し、全車ATのみの設定となっている。なおRS200のATは5速、AS200のATは4速、『ジータ』の『AS300』は5速であった。
; エンジン・ドライブトレイン
エンジンは1G-FE直列6気筒エンジンと3S-GE直列4気筒エンジンを搭載している。どちらも2L。『ジータ』の『AS300』は直列6気筒3Lエンジンを搭載している。3S-GE型エンジンは吸気・排気の両方に可変バルブ機構VVT-i)を搭載し、MTの210馬力仕様にはチタンバルブを採用するなど、当時の最新技術が盛り込まれている。従来の3S型エンジンとは、横置きから縦置き仕様へと大幅に設計変更されている。また、RS200とAS200の6速MTモデルには、トルセンLSDが標準装着されている。発売当初、この3S-GE型エンジンはカタログスペック上において日本製2,000ccの自然吸気エンジンの中では最高出力となる210馬力であった。
; サスペンション
プラットフォームは2代目アリストから採用された当時最新の「FRマルチプラットフォーム」の改良版で、プログレに採用されていたものをベースに改良されたものである。フロント、リア共にスープラなどのスポーツカークラウンなどの高級セダンにも用いられたダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用され、サブフレームを介してボディにマウントすることで運動性能と乗り心地の向上、両立を図っている。また、前後重量配分が適正化されるよう、可能な範囲で車体の軽量化にも重点が置かれていた。MT車では、フロントはアリスト用、リアにはアリストより1サイズピストン径が大きいブレーキキャリパーローターが使われ、ホイールサイズも17インチのものが搭載された。制動性能は高く、当時の日本のブレーキアセスメント試験で最短制動距離を記録している〔〕。後のマイナーチェンジではリア周りのボディ剛性が引き上げられ、リアサスペンションの路面追従性が向上した。そしてABSがGセンサー付の「スポーツABS」へ変更されるなど、走行性能のレベルアップが図られている。
; 内装
インテリアでは、スピードメーター(マイナーチェンジ後のRS200の6速MTはタコメーター)の内側に水温計油圧計(AS系は瞬間燃費計)・電圧計3つの計器を配したクロノグラフ形状のメーターを採用した。内装に使用される革はレクサスISのものよりグレードが落とされており、シフトレバーパーキングブレーキレバーのブーツには合成皮革(フェイクレザー)が使われていた。またシフトレバーは当初は全モデルでアルミニウム削り出しのノブを採用していたが、炎天下での使用に支障をきたすことなどから後に合成皮革を用いたタイプも登場している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・アルテッツァ」の詳細全文を読む




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