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アルミホイール : ミニ英和和英辞書
アルミホイール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アルミホイール : ウィキペディア日本語版
アルミホイール[ちょうおん]

アルミホイール()は、車輪の構成要素である、リムスポークハブのすべて、または大部分をアルミニウム合金を用いて製造した自動車の部品である。あえてアルミと謳わずアロイホイール(alloy wheel、合金ホイールの意)と書かれている場合も、大半はアルミ合金である。オートバイ用のものは「キャストホイール」と呼ばれることもある。
== 概要 ==
機能部品としては、ホイールにアルミニウムを多用することで「バネ下」(サスペンションより下の車輪部分)重量を低減させる効果がある。「バネ上」(サスペンションより上の車体部分)に対しての相対重量として扱う場合もある。また、バネ下重量が軽くなることによって、より路面追従性が向上することや、軽快なハンドリングが行える利点がある。
しかし、アルミニウムは鉄よりも比強度が小さく疲労特性も異なるので、鋳造アルミホイールの場合は、強度に相当な余裕をもって設計しなければならないため、スチールホイールと比べて、重量による利点は思われているより小さい。メーカーオプションのアルミホイールなどの場合、安全率を大きくとっているために純正のスチールホイールより重いこともある〔例えば、スズキ・スイフトの場合、純正の15X5.5JJ +45スチールホイール(ホイルキャップ付)の質量は一本あたり6.9 kgであるのに対して、純正の同サイズのアルミホイールの質量は一本あたり8.2 kgである。〕。
このように一部の高価格帯商品(鍛造のアルミホイール)を除いて純正サイズでは重量による利点は小さいが、径が大きくなるにしたがって鉄製との重量差は次第に大きくなる。カー用品店等ではアルミホイール全般に軽量化のメリットがあるように謳っていることが多いが、インチアップしたホイールやタイヤの重量増のため実際には重くなることが多いので、注意が必要である。
他にも素材の特性として、スチールホイールとの比較では腐食しにくい点や、アルミニウムの熱伝導性の良さ・熱容量から、ブレーキの排熱(放熱)を効果的に行えるメリットもある。また、アルミホイールは車の外観をスタイリッシュにみせる重要な部品でもある。また、空力特性上からトヨタ・プリウスステーションワゴン版、ミニバン版のプリウスαを含む)およびトヨタ・SAIでは一部の仕様にアルミホイールにプラスチックのホイールカバーを付けている例もある。
構造はワンピース、ツーピース、スリーピースがあり、後者になるほど高価で軽量になる。製造は鋳造と鍛造があり、鍛造の方が軽量で強度が優れるが高価である。デザインは軽量でブレーキの冷却に有利なスポークタイプ(メッシュタイプ、フィンタイプを含む)、平滑で空力特性が優れるが重くなるディッシュタイプの二者に大別される。過去オイルショックの時期は空力特性重視のディッシュタイプが流行し、その後の原油価格が安い時期はパフォーマンス重視のスポークタイプが流行したが、今後原油価格が高騰するにつれてディッシュタイプが復活すると予想されている。表面処理には切削加工+塗装、塗装、メッキ処理の3種類がある。
日本においては1966年に遠州軽合金(エンケイ)が初めて輸出用にアルミホイールの生産に成功した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルミホイール」の詳細全文を読む




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