翻訳と辞書
Words near each other
・ テレビタレントイメージ調査
・ テレビタレントセンター
・ テレビチャンネル
・ テレビチャンピオン
・ テレビチャンピオン2
・ テレビチャンピョン
・ テレビチューナ
・ テレビチューナー
・ テレビテニス
・ テレビディレクター
テレビデオ
・ テレビトクシマ
・ テレビドガッチ
・ テレビドクター
・ テレビドラゼミ
・ テレビドラマ
・ テレビドラマの一覧
・ テレビドラマデータベース
・ テレビドラマ・時代劇シリーズ
・ テレビドラマ一覧


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

テレビデオ : ミニ英和和英辞書
テレビデオ[びで]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビデ : [びで]
 (n) bidet, (n) bidet

テレビデオ : ウィキペディア日本語版
テレビデオ[びで]

テレビデオは、テレビ(テレビジョン)とビデオ(ビデオテープレコーダ)の合成語で、「ビデオ内蔵型テレビ受像機」のことである。広義にはテレビとビデオの両者の機能を備えた製品は全てテレビデオと言えるが、実際にはブラウン管方式のテレビとVHS方式のビデオを組み合わせた製品が、この名称で呼ばれる事が多い。
なお英語では"Combo television unit"であるが、これはDVD内蔵テレビやテレビパソコンも含めての総称である。ただし日本と同じく"televideo"とも呼ばれることがある。(ENWPも参照)
== 沿革 ==
1975年にソニーが日本で初めてUマチック一体型を開発・発売した。そして1978年暮れに日立製作所がVHSビデオ一体型を、その後1980年代シャープもこれに追従していった。しかしながら発売当初は単体のビデオデッキですら全家庭に普及していない高価な製品であり、それとテレビを一体化したテレビデオはおのおのを単独で購入するより高価であり、ぜいたく品扱いされた(当時のテレビデオは、単体のテレビとビデオデッキをそのまま合体させたデザインであり、「録画のできるテレビ」「ビデオテレビ」と呼ばれた)。また当時はテレビの大画面化、ビデオデッキの高性能化・低価格化が徐々に進行している最中であり、この時期に一体型をあえて選択するメリットもなかった。さらに当時はテレビは一家に一台の時代であり、またビデオデッキは故障の頻度も高く、ビデオデッキ部分の故障により修理に出している最中にはテレビが視聴できなくなるのも、大きなデメリットであった。そして当時はテレビやビデオデッキは購入した電器店が家庭を訪問して設置を行う製品であり、一体型にする意味は全く存在しなかった(店頭で購入して自分で設置するユーザーも皆無ではなかったが、そういうユーザーであればテレビとビデオの接続も問題なくこなせる)。そうしたこともあり1990年代初頭まで、まれに単発で発売される程度で、定番商品としてラインナップするメーカーは存在しなかった。強いてあげるなら、1988年ソニーから発売されたビデオウォークマンの系譜が、定番商品としてラインナップされた初のテレビデオということになるが、いわゆる家庭に設置して視聴するテレビデオとは性格が異なるものである。
しかし、1990年に松下電器産業(現:パナソニック)が14型(2系統チューナー内蔵型で20万円台)の機種「2-SHOT」の発売をきっかけとして、爆発的に普及することとなった。まだまだテレビとビデオを単独で購入することに比べれば高価ではあったものの、テレビとビデオデッキの価格それ自体が下がっていることから、値ごろ感が出てきたのである。以降、他メーカーからもそれより安価なテレビデオを発売し追随していき、テレビデオ普及に貢献した。テレビやビデオデッキも一家で複数所有する時代となり、2台目のテレビ・ビデオデッキとしての人気が高まった。またこの頃には電器店の店頭で個人がテレビやビデオデッキを購入して持って帰るのが当たり前になり、その際に面倒なテレビとビデオデッキの接続が不要ということがメリットとなった。レンタルビデオの普及も、人気に拍車をかけることとなった。
テレビとビデオの複合商品という性格上、どうしてもテレビやビデオ単体よりは高価になる。そのため当初は多くのメーカーが、HiFi音声対応の高級機のみラインナップした(ただしノーマルVHSのみで、S-VHSはラインナップされていない)。しかしその後、ノーマル音声の普及機が発売され、特に海外メーカーや非大手メーカーが参入したため、それ以降は普及機が中心となる。
アナログビデオが「枯れた」技術になりテレビとビデオの複合機の価格が下落するにつれ、一体型のためテレビ受像機とビデオデッキの間の配線が不要で持ち運びなどの物理的な扱いが簡単で堅牢なことから、録画はおろかテレビジョン放送の受信さえ不要な画質や音質をあまり重視しないビデオ再生機としての業務用の用途にも使われるようになった。例えば小型の機器はスーパーマーケットなどでの無人商品説明機として、大型の機器は講習会や教室での教材再生などである。この用途では、現在もなお使われているものがある。
2000年代中頃から、VHS方式ビデオデッキ・ブラウン管テレビは徐々に衰退し、DVDや液晶テレビへと世代交代していった。それに伴い2005年頃からハードディスク・レコーダーDVDレコーダーBDレコーダーが内蔵された液晶・プラズマテレビも発売されている。ハードディスク内蔵型はメディアを挿入しなくても録画が可能であるのが、大きなメリットである。中には、BDレコーダーハードディスク・レコーダーの両方を搭載した製品もある。なお、これらにはテレビデオの呼称は与えられておらず、「録画テレビ」と呼称している。
講習会や教室での教材再生においては、画面の大きさと、動画・静止画が任意で選べることから、プロジェクターパソコンを接続したものが主流になっている。またスーパーマーケットなどでの無人商品説明機としての用途も、フラッシュメモリを内蔵した動画再生機能つきの液晶モニターが主流になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テレビデオ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.