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BDレコーダー : ミニ英和和英辞書
BDレコーダー[ぶるーれい でぃすくれこーだー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

BDレコーダー : ウィキペディア日本語版
BDレコーダー[ぶるーれい でぃすくれこーだー]

Blu-ray Discレコーダー(ブルーレイ・ディスクレコーダー。通称:BDレコーダー)とは、BD-VideoDVDの再生のほかに記録型Blu-ray Discに記録(録画)・再生出来る据え置き型映像機器である。これに対し、録画機能のない再生専用機は「BDプレーヤー」と呼び分ける。第3世代光ディスクレコーダーの一つで〔第3世代光ディスクの競合規格として、2008年まではHD DVDレコーダーも発売されていた。〕、プレーヤーの場合も含めて標準機能としてDVD-Videoの再生機能も併載しているのが一般的で、レコーダーでは記録型DVDへの録画が可能な機種もある。
== 概要 ==
記録型光ディスクに記録できるレコーダーとしては、DVDレコーダーの次の世代にあたる。2003年に最初の製品が登場、2007年秋から本格的に普及が始まった(詳細は沿革を参照)。DVDに比べ大容量の記録型Blu-ray Discにデジタルハイビジョン放送を、ハイビジョン画質(有効走査線数1080本)のままで長時間記録できるのが最大の特徴である。
デジタル放送をそのままの形式(MPEG-2 TS)で記録型Blu-ray Discに記録するのが代表的であり、この場合は基本的に放送受信点における品質と同等の無劣化録画となる〔BDレコーダー本来の主目的はあくまで記録型Blu-ray DiscBD-REBD-R)にデジタル放送を含むハイビジョンの映像をそのまま記録することで、その他の機能の搭載はその機種が開発された時期的な事情やメーカーの戦略コンセプトの違いによる都合で異なる。〕。
また、標準画質(有効走査線数480本、MPEG-2形式)に変換した映像をDVDレコーダーと同様に記録型DVDに記録できる機種も多い(一部の機種には搭載されていない)。また、機種によってはMPEG-4 AVCで圧縮(後述)することで記録型Blu-ray Discにハイビジョン画質のまま長時間記録する機能や、記録型DVDにもMPEG-4 AVC圧縮したハイビジョン映像を記録可能な機能を持つものもある(AVCRECの記事を参照のこと)
ハイビジョン画質対応のテレビ受像機が一般家庭に普及しはじめ画面の大型化、高精細化が進んでいるのに伴い、BDレコーダーの今後の普及も期待されている。また様々な使い勝手の悪さからDVDレコーダーを敬遠していた消費者にも普及させようと取り組むメーカーもある。
2010年2月現在、日本国外ではパナソニックBlu-ray Disc Global パナソニックグローバルサイトより〕がオーストラリア及びイギリスフランスなどで発売しているのみである。世界最大の消費大国米国を筆頭として、日本以外の諸国の多くでは消費者がテレビジョン放送をメディアに録画して個人ライブラリを作る文化が稀有なので、DVDレコーダー同様に発売は見込まれておらず、代わりにBDプレーヤーの普及拡大が予想されている。
2008年以降はテレビ一体型のBDレコーダーも登場し始めている。テレビとBDレコーダーの接続が不要で、BDメディアをテレビにセットするだけで録画や再生ができる。さらにハードディスクドライブを搭載したモデルでは、テレビ単体で録画やBDへのダビングも可能である。ただし、そのような複合機ではテレビジョン受像機本体に比べて機構部品を含むハードディスクドライブや光ディスクレコーダー部分の寿命が短く、これらの部位が故障するとテレビごと修理または買い換えねばならないという問題もある。これはかつてのテレビデオと同様の欠点である。
従来型のDVDレコーダーではデジタルハイビジョン放送を記録型DVDに記録する際には、必ず標準画質に変換(ダウンコンバート)しなければならないことがBDレコーダーとの決定的な差となっていたが、2007年にAVCRECおよびHD Rec機能搭載のDVDレコーダーが登場したことにより、そのような機種では記録型DVDにもハイビジョン放送をハイビジョン画質のままで記録することが可能となっている。このため、放送された映像信号の無劣化記録に拘らないユーザーにとっては従来のレコーダーとBDレコーダーを比較した場合の主な差異は1枚のディスクに記録できる時間のみとなった。とはいうものの、ハイビジョン記録可能DVDレコーダーは、結局は大して普及しなかった。
DVDレコーダーの普及時に見られた記録に用いるディスクメディアの規格乱立やCPRMへの対応の差(あるものは対応であるものは非対応)といった問題は、DVDレコーダーの時の反省点からの考慮で発生しなかったが〔ただし、BD-Rや2層メディアに非対応の機種も存在した。〕、後継機種がMPEG-4 AVC録画やBDXL(3層・4層メディア)など新たな機能に順次対応したことで、やはり互換性問題を抱えることとなった〔互換性問題の例:(1)MPEG-4 AVC録画したディスクは再生できない機器が存在する。(2)MPEG-4 AVC録画に対応している機器同士であっても、再生できない場合がある。〕。
なおメーカー各社はDXアンテナ1社を除き、2011年秋までにDVDレコーダーの生産を終了し、BDレコーダーのみの生産に一本化した。
2011年以降モデルは(シングルチューナーの一部普及モデルを除き)USB-HDD接続に対応。本体HDD容量がいっぱいになっても繋いだ外付USB-HDDへの録画とそちら(USB-HDD)からBD/DVDへのダビングが可能〔但しUSB-HDDは登録した機種以外の他機器(同一メーカーの同一品番機種を含む)では使用不可(他機器に繋ぎ替えると初期化が必要となり、それまで繋いでいた機器で録画した番組データは全て消去される)。なおUSB-HDDには繋いだ機器のUSB端子から電源供給を受ける「パッシブ型」とUSB-HDD自体に電源ケーブルが付いた「セルフパワー型」の2種類ある。〕。
大半のBD/DVDレコーダーはSDメモリーカードスロットを搭載しており、撮影したビデオ映像&デジカメ写真閲覧が可能。一部モデルは録画番組をワンセグ又はフルセグ画質でSDカードにダビングして持ち出す事も出来る。しかし2014年以降は普及モデルを中心にSDカードスロットを廃止した機種が増えており、SDカードスロット搭載のBDレコーダーは4K対応機種を中心とした上位モデルのみになっている〔発売当初のBD/DVDレコーダーは大半がSDオーディオ録再にも対応していたが、2014年春夏モデルを最後にSDオーディオ録再対応BDレコーダーは全て生産を終了している。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「BDレコーダー」の詳細全文を読む




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