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ダエーワ : ミニ英和和英辞書
ダエーワ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダエーワ : ウィキペディア日本語版
ダエーワ[ちょうおん]

ダエーワアヴェスター語: 、古代ペルシア語: daiva、中世ペルシア語: )は、イランやゾロアスター教の神話に登場する悪神アンラ・マンユに仕えている悪魔達の総称であり、地獄で亡者達を苦しめる仕事をする悪魔達で、さまざまな姿をしている。ダエーワに対して善神をアムシャ・スプンタヤザタという。
インドのサンスクリット語におけるDeva(天部)と共通語源だが、デーヴァが善神であるのに対しダエーワは悪神であり、意味が逆になっている。イランでもダエーワは「神」という意味だったが、ゲラルド・ニョリなどによればザラスシュトラによる宗教改革の結果「悪魔」という意味になったのだという。
悪神としてのダエーワという語は、さらにスラヴ語に借用された(古代教会スラヴ語でdivu「悪魔」)。しかし後の時代になってもソグド語〔W. B. Henning, 1965, A Sogdian God, ''BSOAS'' 28.2, 253-54. 人名の一部に用いられている。〕やアラム語〔、Erica C.D. Hunter, 1998, Who are the Demons? The Iconography of Incantation Bowls, In Sergio Ribichini et al, ''Magic in the Anicent Near East'', p. 107. 守護天使に用いられている。〕の一部では善性の存在として使われることもあった。
== ヴェンディダードの7大魔王==

ダエーワの中でも中核をなす(ウィーデーウ・ダート)の7大魔王が存在する。
ヴェンディダード(ウィーデーウ・ダート)とは「悪魔(ダエーワ)に対抗する法」という意味の宗教法の書(ササン朝時代にまとめられたゾロアスター教の聖典アヴェスターの二十一巻の第十九巻)で、清めの儀式次第、魔除などを説く。聖王イマ(Yima)とその黄金時代に関する神話などを含む記述の書物である。その魔除書に7大魔王が記載されているのである。
アンラ・マンユはアフラ・マズダーに対抗すべく冬、病気、悪などの16の災難を世に振りまくが実際に災難を振りまくのは彼ら7大魔王を初めとするダエーワ達である。アンラ・マンユを除いて6大魔王という場合もある。アンラ・マンユは魔王の中の魔王だからである。
*アカ・マナフ (Aka Manah)
*ドゥルジ (Druj)
*サルワ(Saurva) 暴風雨ルドラ神の事であり、後の破壊神シヴァのこと
*タローマティ(Tarōmaiti)
*タルウィ(Taurvi)
*ザリチュ(Zairic)
*アンラ・マンユ(Angra Mainyu) 最高神アフラ・マズダーに対抗する、魔王の中の魔王
別の記述では
*ナース
*インドラ (Indra)
*サルワ
*ノーンハスヤ
*タルウィ
*ザリチュ
*アンリ・マンユ アンラ・マンユと同じ



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダエーワ」の詳細全文を読む




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