翻訳と辞書
Words near each other
・ サハリン湾
・ サハリン航空
・ サハリン近海地震
・ サハリン近海深発地震
・ サハロフ
・ サハロフ (小惑星)
・ サハロフ賞
・ サハロン・シェラハ
・ サハンド空港
・ サハーナ・プラダン
サハーバ
・ サハーランプル
・ サハ人
・ サハ共和国
・ サハ共和国の行政区画
・ サハ航空
・ サハ語
・ サハ語(ヤクート語)
・ サバ
・ サバ (曖昧さ回避)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サハーバ : ミニ英和和英辞書
サハーバ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サハーバ : ウィキペディア日本語版
サハーバ[ちょうおん]

サハーバ()とは、預言者ムハンマドと直に接したイスラム教徒を指す語である。日本語では「教友」と訳される。狭義ではムハンマドと行動を共にしてイスラームの基盤を作り上げた人物を指すが、広義では一度でもムハンマドに接した経験のある全てのイスラム教徒を指す〔後藤「サハーバ」『新イスラム事典』、241頁〕。
サハーバから直接教えを受けた第二世代のイスラム教徒は、タービウーン(従う者)と呼ばれる〔小杉泰『イスラーム文明と国家の形成』(諸文明の起源, 京都大学学術出版会, 2011年12月)、326-327頁〕。そして、サハーバ、タービウーンを通して記録されたムハンマドの教えから、ハディースが生まれる〔。スンナ派に属する人間はムハンマドの正しい言行はサハーバが伝えたハディースの中に見出されると考え、学者たちはサハーバにゆかりのあるマッカ(メッカ)、マディーナ(メディナ)などの土地を訪れてハディースを収集した〔佐藤次高編『イスラームの歴史』1(宗教の世界史, 山川出版社, 2010年6月)、123頁〕。
サハーバの行動は神、神の意思を直接受けたムハンマドの認めるところと解され、サハーバの伝記は後世で重要視された〔清水「教友」『岩波イスラーム辞典』、311頁〕。ハディースを伝えたサハーバはイスラーム諸学において高い価値を有し、ブハーリーの時代からサハーバの定義が試みられてきた〔。サハーバの中ではアブー・バクルウマルウスマーンアリーら4人の正統カリフと、彼ら4人を含む「楽園を約束された十人」が最も傑出した人物だとされている〔。
シーア派にとってアリーを除く3人の正統カリフと他のサハーバはアリー一族の権利を侵した憎むべき存在であり、彼らはサハーバに対する呪詛を行った〔。カリフ、スンナ派を信奉する人間たちは呪詛を行ったシーア派の人間を処罰し、あるいは私刑を加えて対抗した〔。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サハーバ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.