翻訳と辞書
Words near each other
・ ケラケラリアット
・ ケラケランド
・ ケラスコ
・ ケラスターゼ
・ ケラタン硫酸
・ ケラチウム属
・ ケラチノサイト
・ ケラチノサイト(ケラチンを産生する表皮細胞)
・ ケラチノソーム
・ ケラチン
ケラチンフィラメント
・ ケラチン化
・ ケラディ
・ ケラディ・ナーヤカ朝
・ ケラトアカントーマ
・ ケラトガウルス
・ ケラトサウルス
・ ケラトサウルス下目
・ ケラトサウルス類
・ ケラトスティリス属


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ケラチンフィラメント : ミニ英和和英辞書
ケラチンフィラメント[らめ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラメ : [らめ]
  1. (fr:) (n) lame 2. (fr:) (n) lame

ケラチンフィラメント ( リダイレクト:ケラチン ) : ウィキペディア日本語版
ケラチン[らめ]

ケラチン(独、英: Keratin)とは、細胞骨格を構成するタンパク質の一つ。細胞骨格には太い方から順に、微小管中間径フィラメントアクチンフィラメントと3種類あるが、このうち、上皮細胞の中間径フィラメントを構成するタンパク質がケラチンである。
等のほか、洞角爬虫類鳥類などといった角質組織において、上皮細胞は硬質ケラチンと呼ばれる特殊なケラチンから成る中間径繊維で満たされて死に、硬化する。硬質ケラチンは水をはじめとして多くの中性溶媒に不溶で、タンパク質分解酵素の作用も受けにくい性質を持っている。これは、ケラチンの特徴であるシスチン含有量の高い(羊毛で約11%)アミノ酸組成に起因している。ペプチド鎖(多数のアミノ酸が鎖状に結合したケラチンの主構造)はシスチンに由来する多くのジスルフィド結合(S-S結合)で網目状に結ばれている。なお、髪の毛や爪を燃やした際、不快な臭いが発生するのはこの硫黄分に起因する。
粘膜などの角質化しない上皮細胞においてもケラチンは中間径繊維の構成タンパク質として重要な役割を果たしており、上皮組織のシート状構造はケラチン繊維によって機械的強度を保っている。

== 参考文献 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケラチン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Keratin 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.