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エディアカラ生物群 : ミニ英和和英辞書
エディアカラ生物群[えでぃあからせいぶつぐん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 
生物 : [せいぶつ, なまもの]
 【名詞】 1. raw food 2. perishables 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

エディアカラ生物群 : ウィキペディア日本語版
エディアカラ生物群[えでぃあからせいぶつぐん]

エディアカラ生物群(エディアカラせいぶつぐん)またはエディアカラ動物群(エディアカラどうぶつぐん)、エディアカラ化石群(エディアカラかせきぐん)は、オーストラリアアデレードの北方にあるエディアカラの丘陵で大量に発見される生物化石群を指す。1946年にオーストラリアの地質学者レッグ・スプリッグにより発見された。肉眼的に確認できる生物化石が多量に出るものとしてはもっとも古い時代のものであり、先カンブリア時代原生代の末期にあたり、ヴェンド紀またはエディアカラ紀とも呼ばれる。〕の生物相を示すものとして数少ないものである。
== 概説 ==
エディアカラ生物群は、約6億 - 5億5千万年前の先カンブリア時代の生物の化石と推定されている。同様の化石はカナダニューファンドランド島ロシア白海沿岸などでも発見されている。多くの動物とされる生物化石が出るが、いずれも殻や骨格がなく、柔組織だけで出来ている。
本来、硬い骨格をもたない生物は、化石として保存されることが稀であるが、エディアカラ生物群ではこのような生物が数多く見られる。これは泥流などによって、海底に生息していた生物が一瞬にして土砂中に封じ込められたためと考えられている。また、柔らかなマット状になった微生物の集合体の上を大きな生物が移動した痕跡らしきものも確認されている。
この生物群には、クラゲ状の「ネミアナ」、楕円形をしたパンケーキ状の「ディッキンソニア」をはじめ、直径数十cmにもおよぶ多種多様な軟体性の生物が見られ、地球最古の多細胞生物ではないかと考えられている。多様なものが見られるが、一つの特徴はそれらがかなり大きいことで、カンブリア紀の化石群であるバージェス動物群澄江動物群の構成種の多くが数cm程度であるのに比べて、全体に大きい。また、そのいずれもがごく薄い体をしていたらしい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エディアカラ生物群」の詳細全文を読む




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