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アッシュールバニパル : ミニ英和和英辞書
アッシュールバニパル[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

シュール : [しゅーる]
  1. (adj,n) surreal 2. surrealism 3. (P), (adj,n) surreal/surrealism
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アッシュールバニパル : ウィキペディア日本語版
アッシュールバニパル[ちょうおん]

アッシュールバニパル(Ashurbanipal)は新アッシリア王国時代のアッシリア(在位:紀元前668年 - 紀元前627年頃)である。彼自身がアッシリア史上最後の偉大な征服者であったのみならず、古代オリエントの研究は彼が残した図書館史料の解読に大きく依存しており、古代史を語る上で欠く事のできない人物である。アッカド語ではアッシュール・バニ・アプリ(Ashur bani apli)と記述され、「アッシュール神は後継者を生み出した」の意味である。
== 来歴 ==

=== 即位前~エジプト遠征 ===
アッシリア王エサルハドンの息子として生まれた。兄のシン・イディナ・アパラ()が先に死去したため、皇太子となった。そしてエサルハドンの生前の取り決めにより、アッシリア王位にアッシュールバニパルが、バビロニア王位に兄のシャマシュ・シュム・ウキンが即位し、アッシリア王を上位とする事が定められていた。弟である彼が上位のアッシリア王になったのには、エサルハドンの生母ナキア(ザクトゥ)の政治工作があったといわれている。
紀元前669年にエサルハドンが死去すると、翌年アッシリア王位についた。彼は父が行っていたエジプト遠征を継続し、紀元前667年にエジプトのメンフィスを再び陥落させた。エジプト王は消息不明となり、エジプトを支配下に置く事に成功した。しかしエジプトではタハルカの次王の逆襲が起きたため、第二回のエジプト遠征を行って紀元前663年には遂にエジプトの首都テーベを陥落させた。その後彼はエジプトの統治をサイスネコ1世に任せた。また、リュディアの王が、キンメリア人の侵入に対して援軍を要請してきたためにこれを助けてリュディアに兵を送ったが、後にギュゲス王はエジプトの(ネコ1世の息子)と結んでアッシリアに敵対した。これによって紀元前656年頃にはエジプトの支配を喪失することになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アッシュールバニパル」の詳細全文を読む




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