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鳥越信 : ミニ英和和英辞書
鳥越信[とりごえ しん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とり]
 【名詞】 1. bird 2. fowl 3. poultry 
: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 

鳥越信 : ウィキペディア日本語版
鳥越信[とりごえ しん]
鳥越 信(とりごえ しん、1929年12月4日 - 2013年2月14日)は、日本の児童文学研究者、児童文学者。
== 経歴 ==
兵庫県神戸市生まれ。旧制姫路高等学校から1950年早稲田大学国文科に編入、 早大童話会に参加しつつ在籍中に、小川未明濱田広介らの童話を、未来への展望がない形式だとして批判し、古田足日らとともに「少年文学宣言」を起草〔『少年文学』19号(1954年9月25日、早大童話会)〕、童話会を早稲田大学少年文学会に改称した。
1953年卒業後は岩波書店編集部に勤務しながら児童文学の研究に努め、1957年退社後、東京学芸大学非常勤講師、1960年早稲田大学教育学部講師、1966年助教授、のち教授。この間、1976年『日本児童文学史研究』で日本児童文学者協会賞、1977年『日本児童文学史年表』で日本児童文学学会賞受賞、1982年赤い鳥文学賞特別賞、日本児童文学学会賞受賞。
1978年早大を退職後、「鳥越コレクション」と呼ばれた約12万冊の児童書・研究書を大阪府に寄贈した。これらをもとに、大阪府立国際児童文学館が開館し、鳥越はその総括専門員となった。その後、聖和大学大学院教授を務めた。聖和大学を定年退職後、中京女子大学(現・至学館大学)子ども文化研究所客員教授を務めた。1993年国際グリム賞受賞。
古今東西の児童文学に通じ、書誌的研究や児童文学史に業績がある。初期には自ら創作もした。
1960年代から1970年代、翻訳児童文学のリライト、ダイジェストを非難して完訳主義を提唱し、そのため岩崎書店などの抄訳ものが衰退し、岩波書店、福音館書店の完訳ものが生き残った〔宮田昇『戦後翻訳風雲録』本の雑誌社〕。また永井豪ハレンチ学園』などのマンガと、これを擁護する阿部進を批判した〔『子どもと文化・子どもと文学』〕。近年、宮崎芳彦は『ネバーランド』(てらいんく)で、鳥越を共産党員と断定し、批判を展開していた。
2009年には、大阪府が国際児童文学館を経費節減のため中央図書館に移転させる決定を行ったことに対して、橋下徹知事を相手に寄贈図書返却と文学館長としての収入の確保についての争議を起こし、同年3月に一部の寄贈図書の返還を求め、提訴すると表明した。同年2月26日、これに対して知事が全資料の返還に応じる発言をすると、鳥越は会見を開き「単に戻せというのではない。予算は凍結し、資料が生かされる道を原点にもどって考えようと言いたい」と述べた〔「しんぶん赤旗」2009年2月26日(木) 〕。
2013年2月14日、老衰のため死去〔訃報:鳥越信さん83歳=児童文学者、元早稲田大教授 毎日新聞 2013年2月15日〕。。
「子どもの本・九条の会」代表団員を務めていた〔子どもの本・九条の会 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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