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高山林次郎 : ミニ英和和英辞書
高山林次郎[こうざん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
高山 : [こうざん]
 【名詞】 1. high mountain 2. alpine 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山林 : [さんりん]
 【名詞】 1. mountain forest 2. mountains and forest 
: [はやし]
 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 

高山林次郎 ( リダイレクト:高山樗牛 ) : ウィキペディア日本語版
高山樗牛[たかやま ちょぎゅう]

高山 樗牛(たかやま ちょぎゅう、 1871年2月28日(明治4年1月10日) - 1902年(明治35年)12月24日)は明治時代日本文芸評論家思想家東京大学講師文学博士明治30年代の言論を先導した。本名は林次郎。
== 年譜 ==

*1871年2月28日(明治4年1月10日)、羽前国鶴岡(現・山形県鶴岡市)に生まれた。父は庄内藩士・斎藤親信。
*1872年(明治5年)、伯父・高山久平の養子になった。養父は山形県福島県警視庁などに勤務した。
*福島中学中退、東京英語学校を経て仙台第二高等学校に入学、井上準之助が同級の友人であった。樗牛の号は「荘子」に因むもので高校時代から用いていたといい、同人誌や山形日報などに評論、紀行などを発表。
*1893年東京帝国大学文科大学哲学科に入学。土井晩翠らが級友であった。徴兵忌避のため、本籍を北海道に移したという。
*1894年読売新聞の懸賞小説に、『滝口入道』が入選〔「滝口入道の作者は高山樗牛」1894年4月17日読売新聞『新聞集成明治編年史. 第九卷』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕、新聞連載された(『平家物語』から題材を取ったもので、生前は匿名であった)。『帝国文学』『太陽』などに盛んに文芸評論を発表した。
*1896年に大学を卒業。第二高等学校の教授になった。
*1897年、校長排斥運動をきっかけに辞任。博文館に入社し『太陽』編集主幹になった。当時は三国干渉後で国粋主義的な気運が盛り上がっており、「日本主義」を鼓吹する評論を多く書いた。一方で『わがそでの記』のようなロマン主義的な美文を書いたり、美学をめぐっては森鴎外と論争を行った〔谷沢永一、樟蔭国文学,17,1-10 (1979-10-10) 〕。
*1900年文部省から美学研究のため海外留学を命じられた。夏目漱石・芳賀矢一らと同時期の任命であり、帰国後は京都帝国大学の教授が内定していた。しかし、洋行の送別会後に喀血し、入院。療養生活に入った。
*1901年、留学を辞退した。病中に書いた『文明批評家としての文学者』ではニーチェの思想を個人主義の立場から紹介した。この年、東大の講師になり週1回、日本美術を講じた。『美的生活を論ず』(1901年)は、美の本質を本能の満足にあるとしたもの。北村透谷の影響が見られるが、透谷の近代的な恋愛観とは異なり、本能を肯定する内容になってしまっている。また、田中智學の影響を受け日蓮研究を進めた。
*1902年(明治35年)、論文『奈良朝の美術』により文学博士号を授与された。肺結核の病状が悪化し、東大講師を辞任、12月24日に神奈川県平塚の杏雲堂病院分院で死去。墓所は静岡市清水区龍華寺で墓碑銘に「吾人は須らく現代を超越せざるべからず」とある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「高山樗牛」の詳細全文を読む




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