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骨角製品 : ミニ英和和英辞書
骨角製品[ほね]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほね]
  1. (adj-na,n) bone 
: [つの]
 【名詞】 1. horn 
: [せい]
  1. (n,n-suf) -made 2. make 
: [ひん]
 【名詞】 1. thing 2. article 3. goods 4. dignity 5. article (goods) 6. counter for meal courses 

骨角製品 ( リダイレクト:骨角器 ) : ウィキペディア日本語版
骨角器[こっかくき]
骨角器(こっかくき、)は、動物などを材料として製作された人工品である。道具に限らず、装身具も含む。遺跡から出土する動物遺体の一種。
世界的にはっきりと道具として認識できる形状のものが出現するのは新人が出現した後期旧石器時代に入ってからである。
利器としては、(もり、ヤス)や(やじり)、釣り針ハマグリなど二枚貝の腹縁を欠いて刃にした貝刃(かいじん)、(へら)、(さじ)、縫い針などがある。装飾品としては首飾り耳飾り髪飾り腰飾りがあり、また、単独の彫像品もある。
世界的には、マンモスの牙を刻んだ女性像(スロバキア共和国「モラヴァニイのヴィーナス」など)が有名である。彫像品としての骨角器のことは特に骨角製品と呼ぶことも少なくない。
== 日本の骨角器 ==

日本列島ではローム層有機物をのこしにくい地層であるため、動物遺体と同様に先土器時代からの出土はまれである。縄文時代早期以降、出土量は膨大に増えるが、それでも酸性土壌を中和する貝塚や水漬けされて酸素の供給のない低湿地遺跡からの出土が主である。
とくに日本の縄文時代では、関東地方から北海道にかけての太平洋岸や河川湖沼を中心に、骨角製の銛や釣り針などの漁労具の著しい発達がみられ、高度に発展した漁業・漁撈活動の様相がうかがわれる。
縄文時代には鹿角ニホンジカエゾシカ)、ニホンカモシカ、シカ、イノシシ四肢骨、イノシシやクマ、イノシシ、ヒトなどが加工され骨角器として利用された〔会田(2007)、p.52〕。これらは素材ごとに形状や性質が異なるが、鹿角が特に大きな素材であるため多様された〔会田(2007)、p.52〕。ニホンジカの個体は3歳以上で枝角が角化して完成し、やがて脱落する〔会田(2007)、p.52〕。鹿角は狩猟により捕獲された個体の頭骨に付属する場合と採集により得られたものがある〔会田(2007)、p.52〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「骨角器」の詳細全文を読む




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