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飛出とび太 : ミニ英和和英辞書
飛出とび太[ひ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
 (n) (abbr) rook (shogi)
: [で]
  1. (n,n-suf) outflow 2. coming (going) out 3. graduate (of) 4. rising (of the sun or moon) 5. one's turn to appear on stage 

飛出とび太 ( リダイレクト:飛び出し坊や ) : ウィキペディア日本語版
飛び出し坊や[とびだしぼうや]

飛び出し坊や(とびだしぼうや)とは、児童が道路に飛び出して自動車などと接触する事故を防止する目的で、ドライバーへの注意喚起のために、通学路などに設置されている看板のことである。横断旗の入れ物を兼ねるものもある。正式な名称は存在せず、飛び出し人形飛び出し小僧.飛び出し君飛び出し注意君.とび太くんなどとも呼ばれる。「飛び出し坊や」の名を一躍世間に広めたのはイラストレーターのみうらじゅんであるが、最近では実は飛び出さない坊やの方が正しいのではないか、とも言っている。元祖である0系には「飛出とび太」という正式名称が付いている。
== 概要 ==

交通戦争と呼ばれた昭和30年代頃から、ドライバーに飛び出し注意を促す看板が日本各地で製作されるようになり、児童が道路に飛び出す姿をモチーフとするものも現れた。始めは板に児童の絵を描いただけのものが多かったが、のちに児童の形に板をくり抜くタイプが生まれ、そちらが主流となった。現在では東北地方から九州まで日本各地にあるが、特に近畿地方に多い。
飛び出し坊やは、滋賀県八日市市社会福祉協議会(現・東近江市社会福祉協議会)の発案によって、1973年6月に地元の看板製作会社「久田工芸」で男の子型と女の子型の11体の飛び出し人形が製作され、八日市市(現・東近江市)内に設置されたのが始まりとされる〔ひがしおうみ社協だより第36号、2011年3月5日、東近江市社会福祉協議会発行。〕〔「飛び出し坊や ゆかいな114体 発祥の地・東近江で紹介=滋賀」、読売新聞大阪朝刊、2013年4月3日、28頁。〕〔「飛び出し坊や、誕生40年 「発祥の地」の東近江で歩みたどる写真展 /滋賀県」、朝日新聞大阪地方版/滋賀、2013年3月24日、34頁。〕。みうらじゅんは、ここで製作されたものが現在主流となっている飛び出し坊やの元祖であるとして、「0系」と命名している〔テレビ朝日タモリ倶楽部』「琵琶湖の周りに大量発生!!飛び出し坊やMAP2012in珈琲琵琶湖」 2012年1月6日放送。〕。飛び出し坊やへの関心の高まりとともに、滋賀県内では「0系」を基にしたゆるキャラやグッズも作られている。
製作・設置は主に地元のPTA町内会が行なっている。飛び出し坊やは立て看板やなどと同じ道路占用物であり、民有地以外に設置する場合は道路管理者道路占用許可が必要であるが、交通安全啓発を目的とするものであるため、無許可で設置してあっても黙認されているケースがある。しかし、設置場所や設置方法によっては飛び出し坊やが通行の妨げになる場合があり、都市部で見かけることは少なくなっている。例えば、2003年9月に兵庫県神戸市西区で乗用車と飛び出し坊やの接触事故が発生し、飛び出し坊やを設置した地元の小学校PTAが車の修理費用を負担した事例がある〔神戸新聞 2003年11月26日「飛び出し坊や」消えちゃう? 神戸 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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