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韻文詩 : ミニ英和和英辞書
韻文詩[いんぶんし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いん]
 【名詞】 1. rhyme 
韻文 : [いんぶん]
 【名詞】 1. verse 2. poetry
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
: [し]
 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry 

韻文詩 : ウィキペディア日本語版
韻文詩[いんぶんし]

韻文詩(いんぶんし)とは、用語。脚韻詩、頭韻詩などがある。
散文詩とは対にある。
もともと韻文とは、詩と同義であり、散文と対立する漢文用語。一定の韻に属した語を並べることで、声調を整えた文が、韻文。中国インド欧米において発達した。しかし、しだいに押韻の要素を持たない詩的な文が、散文詩として、19世紀末から殊に急速な発展を遂げる。
==日本==
日本語においては、散文に対し、五七調を中心とした律文が発達し、押韻表現は、対句を含めても、けっして広まっているとは言えない。古来から日本語の韻文性を研究する試みはあるが、実作としての日本語の詩歌で、押韻表現が意識されることは少なかった。
明治以後、欧米の詩が、押韻表現を無視した、行分け文として翻訳紹介され、その影響から日本語の新体詩が登場し、近代詩が確立すると、日本語詩人にもしだいに押韻への意欲が芽生えてくる。
特に、太平洋戦争下に作品朗読発表会の名称で始まったマチネ・ポエティク運動における押韻定型詩は、押韻とソネット形式による叙情詩の革命を志す、福永武彦中村真一郎加藤周一窪田啓作ら10人の若者による大胆な実験だった。
昭和後期以後にも、飯島耕一らによる押韻詩への試みは続くが、現代詩の世界では行分け詩より散文詩がもてはやされてゆく。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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