翻訳と辞書
Words near each other
・ 離婚時代
・ 離婚活動
・ 離婚率
・ 離婚美人 (曲)
・ 離婚計画〜いつか愛したあなたへ〜
・ 離婚訴訟
・ 離宮
・ 離宮八幡宮
・ 離宮院跡
・ 離対気流
離層
・ 離層帯
・ 離山
・ 離山 (長野県)
・ 離山県
・ 離岸
・ 離岸堤
・ 離岸流
・ 離島
・ 離島交流中学生野球大会


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

離層 : ミニ英和和英辞書
離層
absciss layer
離層 ( リダイレクト:落葉性#メカニズム ) : ウィキペディア日本語版
落葉性[らくようせい]


落葉性(らくようせい)とは、ある季節に定期的にを落とす植物の性質のことである。枯れた葉がすぐに落ちず、翌年の春まで残る種類もある。
葉以外に一部のを落とす植物もあり、これらも落葉性に含める。部分的に、または気温などの条件によって落葉性を示す植物もあり、これは半落葉性もしくは半常緑性と呼ぶ。主として落葉樹からなる森林落葉樹林といい、これは温帯亜寒帯のほか、熱帯モンスーン地帯雨緑林)にも分布する。
== その意義 ==
葉は低温、特に凍結に弱く、また気孔があるため乾燥にも弱い。温帯・亜寒帯ではに落葉する植物が多く、熱帯では乾季の初めに落葉するものが多いが、いずれも低温または乾燥という厳しい環境条件に耐えるために、それに弱い葉を落として休眠に入る適応である。落葉には、このような正常な過程のほかに、塩害や虫害による防御反応としてのものもある。
葉そのものは大きくて薄い方が効率はよい。熱帯雨林の植物はそうである。しかし乾期や寒冷期など不適な季節に対応できない。これを耐えるための適応として、葉を小さく、厚くするという方法があり、温帯の常緑樹はそのようになっている。落葉性は、それでも耐えられないので、葉を維持することをあきらめる、という適応である。常緑樹の葉は種類にもよるが複数年の寿命がある。それをあきらめ、好適な数ヶ月だけで葉を使い捨てるのが落葉性である。もったいなくはあるが、逆に好適な時期だけ維持すればよいので、温帯常緑樹より大きくて薄い葉を持つものが多い。
サクラのように、葉のない季節に開花する植物も多い。これには、低温や乾燥によるリスクも伴うものの、虫媒花では昆虫から見て花が見つけやすい、また風媒花では風通しがよくなって受粉効率がよい、という効果があると考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「落葉性」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Deciduous 」があります。

離層 : 部分一致検索
落葉性[らくようせい]
===========================
「 離層 」を含む部分一致用語の検索リンク( 3 件 )
離層
離層帯
電離層



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.