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野火止用水 : ミニ英和和英辞書
野火止用水[のびどめようすい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
野火 : [のび]
 (n) burning off the fields
: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
用水 : [ようすい]
 【名詞】 1. irrigation water 2. water for fire 3. city water 4. cistern water 

野火止用水 : ウィキペディア日本語版
野火止用水[のびどめようすい]

野火止用水(のびどめようすい、のびとめようすい)は
東京都立川市玉川上水小平監視所)から埼玉県新座市を通り新河岸川志木市)に続く用水路である

「のびどめようすい」と読んでいるものは大辞泉、日本国語大辞典、日本大百科全書(以上小学館)、日本歴史地名大系、世界大百科事典(以上平凡社)、大辞林、コンサイス日本地名事典(以上三省堂)、国史大辞典(吉川弘文館)、志木市公式ウェブサイト PDF などである。
「のびとめようすい」と読んでいるものには新座市公式ウェブサイト 市内の散策スポット PDF(日本語・英語併記)のなかの“Nobitome-yosui Canal”がある。

〕。
別名を伊豆殿堀(いずどのぼり)という。
かつてはいろは樋をとおって、旧宗岡村にも水を送った。
== 開削 ==
多摩地域には関東ローム層の乾燥した武蔵野台地が広がり、生活用水に難渋する乏水地帯の原野であったが、近世には江戸幕府開府に伴い用水確保のため江戸近郊の開発が加速した。
承応2年(1653年)、幕府老中で上水道工事を取り仕切っていた川越藩松平信綱は、多摩川の水を羽村から武蔵野台地を通す玉川上水を開削した。その後、玉川上水から領内の野火止(新座市)への分水が許され、承応4年(1655年)に家臣の安松金右衛門と小畠助左衛門に補佐を命じ、野火止用水を作らせた。工期は40日、費用は3000両だった。玉川上水7、野火止用水3の割合で分水した〔新座市公式ウェブサイト-野火止用水を歩く 〕。主に飲料水や生活用水として利用され、後に田用水としても利用されるようになった。
開削に前後して川越藩では農民や家臣を多数入植させ、大規模な新田開発を行った。野火止用水の開削によって人々の生活が豊かになったことを信綱に感謝し、野火止用水を信綱の官途名乗りである「伊豆守」にあやかって伊豆殿堀と呼ぶようになった。新座市立野寺小学校の校歌には「めぐみの水よ 伊豆堀よ」という歌詞があるほか、他市立小学校でも「智慧伊豆の流れを汲んで」と、信綱(と安松らの功労者たち)の人柄や向学心を歌詞とした校歌が歌われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「野火止用水」の詳細全文を読む




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