|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 藤 ： [ふじ] 【名詞】 1. wisteria
真選組（しんせんぐみ）は、空知英秋作の少年漫画『銀魂』に登場する架空の特殊部隊。モデルは新選組。 == 概要 == 江戸の治安を守る特殊警察（しかし一般の警察のような仕事をすることもある）。8月18日に設立され〔週刊少年ジャンプ2010年3・4合併号付録携帯カレンダーより。史実では八月十八日の政変が発生した日時である。〕、局長の近藤勲・副長の土方十四郎・一番隊隊長の沖田総悟を中心に数十人で構成。全十隊が存在し、一つの隊には十人前後が所属している。死傷者が出るなどして欠員が出ると、たまに武州などで行われる新隊士の募兵で人数を増やしている模様。幕府に属しているので実力・実績・権力もあり、このことから攘夷浪士達には「幕府の犬」、銀時・神楽には「税金泥棒」と呼ばれている。だが必ずしも幕府には忠誠を誓っておらず、幕府に関係がある重要人物であろうと悪事を働く者には情けはかけない。また隊士のほとんどが幕府よりもむしろ局長の近藤を慕っている。 元々は攘夷戦争終結後、各地で事件を起こす攘夷志士に対処するために佐々木異三郎と松平片栗虎によって「浪士組」として各地からゴロツキやチンピラを集めて結成された。しかし実際は異三郎が考案した「攘夷志士と互いに潰しあう」ことを目的にあえて腕っ節しか能のないゴロツキが集められた。その為当初は隊内で派閥争いが頻発し、刀傷沙汰まで起こる始末であった。しかし近藤や土方、沖田が中心となり、瞬く間に組織としてまとまった経緯がある。 主な仕事は攘夷浪士の捕縛・将軍の護衛などであるが、創設者でもある松平片栗虎に便利使いされ、くだらない事柄に駆り出されることもしばしば。戦闘時には刀の他にバズーカ・手榴弾などの兵器も使用され、犯人逮捕のついでに暴行・破壊活動（特に土方・沖田による物）も多く、世間からの目も冷たい。そのためによく「チンピラ警察24時」と揶揄されている。 アイドルの寺門通が一日局長になったこともある。万事屋の面々とは腐れ縁のためかよくトラブルが起きたり、場合によっては半ば強制的に協力させたりもする。 戦闘専門の集団ゆえか警察活動以外の知識は壊滅的で、将軍のペットであるカブトムシ捕獲の命を受けた時などは局長の近藤を初め的外れで陳腐な作戦しか思い付かないので、万事屋の面々からもあきれられていた。 土方が定めた「局中法度」によって厳しく統率されているが、その反動で入れ替わり篇で銀時と土方の魂が入れ替わった際には、土方となった銀時の影響で盗賊同然のチンピラ集団と成り果てていた。 普段はギャグ漫画ゆえ、横行する上司への悪口・悪戯も鉄拳制裁で済ませているが、真選組動乱編では隊内の反乱者達を多数粛清した。一国傾城編では徳川定々の悪事を止めるために見廻組と共に将軍である徳川茂々が起こしたクーデターに協力し、銀時達を援護したこともある。 将軍である茂々が暗殺され、喜々が将軍に就任後は、局長の近藤と創設者で直属の上司である松平の斬首に伴い組織の解体が決定される。これに伴い隊士たちは失職した者、閑職に追い込まれた者とに分かれるが、桂一派の仲介により近藤、松平、桂救出のために土方、エリザベス、万事屋を筆頭に桂一派と結託し、黒縄島へ乗り込む。近藤、松平の救出成功後は、喜々政権倒幕のための革命の象徴とされるようになる。しかし江戸に残れば喜々は彼らを絶対に見逃さず殺されることになるため、桂の言葉により見廻組残党と共に江戸幕府を離反し討幕運動のために下野することとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「真選組」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|