翻訳と辞書
Words near each other
・ 西武451系電車
・ 西武5000系電車
・ 西武501系電車
・ 西武551系電車
・ 西武571系電車
・ 西武5形蒸気機関車
・ 西武6000系
・ 西武6000系電車
・ 西武601系電車
・ 西武701・801系電車
西武701系
・ 西武701系電車
・ 西武801系電車
・ 西武8500系電車
・ 西武9000系
・ 西武9000系電車
・ 西武A1形電気機関車
・ 西武B11形蓄電池機関車
・ 西武B1形蓄電池機関車
・ 西武D15形ディーゼル機関車


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

西武701系 : ミニ英和和英辞書
西武701系[せいぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
西武 : [せいぶ]
 【名詞】 1. (1) Seibu (conglomerate: stores, railway, etc.) 2. (2) Western military 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 

西武701系 ( リダイレクト:西武701系電車 ) : ウィキペディア日本語版
西武701系電車[せいぶ701けいでんしゃ]

西武701系電車(せいぶ701けいでんしゃ)は、1963年昭和38年)〔「私鉄車両めぐり(147) 西武鉄道」 (1992) p.252〕から1967年(昭和42年)〔にかけて新製された西武鉄道通勤形電車である。
本項では、1968年(昭和43年)〔「私鉄車両めぐり(147) 西武鉄道」 (1992) p.254〕に新製された、701系の増備形式と位置付けられる〔『復刻版 私鉄の車両6 西武鉄道』 (2002) pp.48 - 49〕801系電車、ならびに701系の制御車クハ1701形の一部を改造して1981年(昭和56年)〔『復刻版 私鉄の車両6 西武鉄道』 (2002) pp.60 - 61〕に登場した新501系電車〔〔『ヤマケイ私鉄ハンドブック6 西武』 (1982) pp.36 - 37〕〔「501系」の系列名を称する車両群としては2代目、「クモハ501形」の形式称号を称する車両としては3代目にそれぞれ相当する。同系列は「新501系」のほか、一部資料においては「501系(2代)」もしくは「501系(3代)」とも呼称される。〕についても記述する。
なお、本項における編成単位の記述に際しては、各編成の飯能西武新宿寄り電動車車両番号(以下「車番」)をもって編成呼称とする(例:701編成・801編成)〔「“赤電”が主力だった頃の西武電車」 (2011) p.41〕とともに、車番末尾が奇数の車両は「奇数車」・偶数の車両は「偶数車」と記述する〔「私鉄車両めぐり(147) 西武鉄道」 (1992) p.253〕。
== 概要 ==
701系は、西武鉄道(以下「西武」)初のカルダン駆動車として1963年(昭和38年)5月〔「西武鉄道 時代を築いた電車たち」 (1992) p.160〕から同年9月〔にかけて新製された601系電車〔に続いて、同年12月〔より新製が開始された。外観は吊り掛け駆動車551系電車と同一の車体を採用した601系〔「西武の輸送近代化に活躍した車両たち」 (2002) p.186〕に対して、701系においては車体埋込型の大型行先表示器を採用し〔、左右腰部に2灯設置された前照灯の周囲にステンレス製の化粧板(飾り板)を配するなど〔、目新しさを打ち出したデザインが採用された〔。一方で主要機器の仕様は601系を踏襲し、制御車の台車については601系同様に日本国有鉄道(国鉄)払い下げ品の省形釣り合い梁式台車の改造品であるTR11Aを採用〔、制動装置は発電制動を持たない自動空気ブレーキ仕様〔、低圧電源は直流100V仕様〔と、経済性ならびに従来車との併結を考慮した結果〔、701系の新製当時において他の鉄道事業者が新製したいわゆる「高性能車」各形式と比較すると、主要機器の仕様は若干見劣りするものであった〔。
701系は1967年(昭和42年)7月〔までに4両編成48本の計192両が新製され〔、翌1968年(昭和43年)1月〔より801系の新製に移行した。車体外観・主要機器の仕様とも概ね701系を踏襲したが、車体側面の雨樋が上方に移設されて張り上げ屋根風の見付となったことに加え〔、制御車の台車が空気ばね台車に変更され、また低圧電源が新製当初より交流仕様に改良された点が異なる〔。801系は同年1月と3月の二度にわたって増備され〔、4両編成5本の計20両が新製された〔。なお、701系・801系は全車とも西武所沢車両工場において製造された〔『復刻版 私鉄の車両6 西武鉄道』 (2002) pp.169 - 170〕。
701系については1969年(昭和44年)以降、制御車の台車を空気ばね台車に換装するとともに〔、一部編成を対象に低圧電源の交流化が実施されたのち〔、701系・801系とも1975年(昭和50年)から1982年(昭和57年)にかけて冷房装置を新設する改造が施工され、同時に空気制動の電磁直通ブレーキ (HSC) 化を実施し体質改善が図られた〔〔。冷房化改造途上においては701系の一部編成について6両編成化が実施されたが〔、編成組み換えに伴って自編成の中間電動車を他編成へ供出し余剰となった制御車クハ1701形6両について〔〔、101系電車と同一の主要機器を用いて電動車化改造を施工の上で2両編成3本に再編し〔、新501系と別系列に区分した〔。また、元来701系・801系の増結用車両として新製された吊り掛け駆動車411系電車についても冷房化改造のほかカルダン駆動化改造が施工されて401系電車(2代)と改称〔「私鉄車両めぐり(147) 西武鉄道」 (1992) pp.254 - 255〕、701系・801系ならびに増結用車両の401系(2代)・新501系の各系列、通称「701系列〔」は主に新宿線系統における主力車両として、1997年平成9年)〔「西武の輸送近代化に活躍した車両たち」 (2002) pp.186 - 187〕まで運用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西武701系電車」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.