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茨戸油田（ばらとゆでん）は、北海道札幌市北区の北縁部に位置する茨戸地区にかつて存在した油田である。 石油資源開発株式会社法に基いて1955年（昭和30年）に設立された石油資源開発株式会社によって、1956年（昭和31年）に茨戸地区の集油構造と油層およびガス層が確認されたのが始まりで、1958年（昭和33年）に有力な油層が見つかることによって本格的な油田開発がスタートした。 油田最盛期には、石油は茨戸地区から国鉄（現、JR）篠路駅間にパイプラインが設置され、そこから室蘭へ輸送されて精油された。 ガスに至っては茨戸地区から送ガス管が設置され、北海道ガス（株）（略称、北ガス）によって精製された後、都市ガスとして供給された。 == 歴史・沿革 == * 1955年（昭和30年）石油資源開発株式会社法に基づき、石油資源開発株式会社が設立される。 * 1956年（昭和31年）茨戸地区の油層とガス層が確認される。 * 1958年（昭和33年）深度約400mにおいて有力な油層が見つかる。 * 1970年（昭和45年）ガスの生産を中止。 * 1971年（昭和46年）石油の生産を中止。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「茨戸油田」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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