翻訳と辞書
Words near each other
・ 糸貫駅
・ 糸賀一雄
・ 糸賀徹
・ 糸路
・ 糸車
・ 糸車の聖母
・ 糸通し
・ 糸遊
・ 糸道
・ 糸部
糸里
・ 糸鋸
・ 糸鋸亭ナルカリ
・ 糸鋸圭介
・ 糸鋸盤
・ 糸電話
・ 糸静線
・ 糸頭
・ 糸高
・ 糸魚


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

糸里 : ミニ英和和英辞書
糸里[いとさと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いと]
  1. (n,n-suf) thread 2. yarn 3. string 
: [り]
 【名詞】 1. ri (old measure) 2. 2. 44 miles 

糸里 : ウィキペディア日本語版
糸里[いとさと]

糸里(いとさと、生没年不詳)は、江戸時代末期の女性。新選組幹部永倉新八が記した『浪士文久報国記事』『新選組顛末記』では、「輪違屋糸里」とされている。
==生涯==

京都島原置屋輪違屋」の天神芸妓)で、新選組の副長助勤で筆頭局長・芹沢鴨の一派であった平間重助の馴染みの女性といわれる。
糸里は、芹沢鴨暗殺事件の際に現場に居合わせていたといわれており、当日の糸里の様子については昭和の初めに子母澤寛八木為三郎(新選組が屯所にしていた八木家の子息)から聞き書きした『新選組遺聞』にある。
それによると、文久3年(1863年)9月18日、日も暮れたので寝ようと為三郎と弟が玄関左手の寝屋へ入ったら、知らない女の人が床にしゃがんでいた。為三郎らが驚いて母(おまさ)に知らせると、母は驚く風でもなく別の部屋に床を敷いた。隊士と馴染みの女が家に黙って入り込むことはよくあったらしく、この女性が糸里だった。
その後、平山五郎の馴染みの芸妓の桔梗屋吉栄がやって来て、芹沢の愛人のお梅や八木家の女中とお勝手で談笑していた。やがて芹沢、平山、平間が帰ってきて、芹沢とお梅、平山と吉栄は奥の10畳間へ、平間は糸里のいる玄関口の部屋へ入って同衾して寝た。
芹沢たちが寝入った深夜、数人の男たち(試衛館派の土方歳三山南敬助沖田総司原田左之助という説が有力)が奥の部屋へ踏み込み、芹沢・平山・お梅を殺害して立ち去った。騒ぎを聞きつけた平間も事情を察し逃亡した。そして(暗殺事件の張本人の)近藤勇と土方歳三が八木家へ事情を聴きにやってきた時には、糸里と吉栄もどこかへ姿を消していたといわれている。
しかし、輪違屋に糸里という名の芸妓がいたという記録はなく、糸里の素性やその後は一切不明である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「糸里」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.