翻訳と辞書
Words near each other
・ 算術函数
・ 算術平均
・ 算術幾何平均
・ 算術数列
・ 算術的函数
・ 算術的関数
・ 算術的階層
・ 算術種数
・ 算術符号
・ 算術級数
算術級数の素数定理
・ 算術級数定理
・ 算術計算
・ 算術論理演算装置
・ 算術関数
・ 算譜
・ 算譜意味論
・ 算譜言語
・ 算道
・ 算道家


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

算術級数の素数定理 : ミニ英和和英辞書
算術級数の素数定理[さんじゅつきゅうすうのそすうていり]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

算術 : [さんじゅつ]
 (n) arithmetic
算術級数 : [さんじゅつきゅうすう]
 (n) arithmetical progression
: [すべ]
 【名詞】 1. way 2. method 3. means
: [きゅう]
  1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade 
級数 : [きゅうすう]
 【名詞】 1. (gen) (math) series 2. progression
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
素数 : [そすう]
 (n) prime numbers
定理 : [ていり]
 【名詞】 1. theorem 2. proposition
: [り]
 【名詞】 1. reason 

算術級数の素数定理 : ウィキペディア日本語版
算術級数の素数定理[さんじゅつきゅうすうのそすうていり]
算術級数の素数定理(さんじゅつきゅうすうのそすうていり)は、初項 ''a'' と公差 ''d'' が互いに素である等差数列に含まれる素数で、''x'' 以下のものの数を \pi_(x) で表すとき、
:: \pi_(x) \sim \frac\mathrm(x)
となるという定理である。
==歴史==
\gcd(a, d)=1 である自然数 ''a'', ''d'' に対し、dn + a (n は自然数)と書ける素数が無限に存在することは古くから予想されていた。
エウクレイデス(ユークリッド)は素数が無限に多く存在することの証明を変形し、 4''n''+3 の形の素数が無限に多く存在する事を証明した。レオンハルト・オイラーフェルマー数 ''F''''k''はどの2つも互いに素であること、''F''''k''の素因数は ''n'' 2''k''+1+1 の形をしていることを示したが、これから任意の整数 ''k'' に対し、''n'' 2''k''+1の形の素数が無限に多く存在することがわかる。アドリアン=マリ・ルジャンドルは一般の円分多項式の値の性質から、 dn + 1 の形の素数が無限に多く存在する事を証明した。これらの証明はいずれも初等的であるが、一般の初項に対しては拡張できない。
1837年ペーター・グスタフ・ディリクレL関数 L(s, \chi) を導入し、L(1, \chi)\neq 0 を示す事で初めて\gcd(a, d)=1 である自然数 ''a'', ''d'' に対し、dn + aの形の素数が無限に多く存在する事、さらに、 ''x'' 以下の該当する素数の逆数の和は\sim (\log\log x) /\varphi(d)を満たすことを示した。
算術級数の素数定理
:: \pi_(x) \sim \frac\mathrm(x)
はによって証明された。彼は素数定理を証明したのと同様の方法をディリクレのL関数に用い、 ''t'' が0でない実数で、a< c/\log t のとき L(1-a+it, \chi)\neq 0 となる定数 ''c'' が存在することを示すことによってこの定理をより強い形
:: \pi_(x)=\frac\mathrm(x)+O(x\exp(-c_1 \sqrt))
(ここで ''c''1 は ''d'' に依存する正の定数)で証明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「算術級数の素数定理」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.