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神奈川奉行 : ミニ英和和英辞書
神奈川奉行[かながわぶぎょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かみ]
 【名詞】 1. god 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
奉行 : [ぶぎょう]
  1. (n,vs) magistrate 2. shogunate administrator 
: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 

神奈川奉行 : ウィキペディア日本語版
神奈川奉行[かながわぶぎょう]
神奈川奉行(かながわぶぎょう)は、江戸幕府の役職。旗本が任じられる遠国奉行の一つ。神奈川奉行所(かながわぶぎょうしょ、奉行役所)で執務した。
==概要==
神奈川奉行は、横浜港が開港された安政6年(1859年)に設置された役職である〔横浜港の開港は安政6年6月2日(1859年7月1日)で、横浜市では6月2日を開港記念日としている。〕。同年6月4日(同年7月3日)、開港場建設の事務に当たっていた外国奉行酒井忠行水野忠徳村垣範正堀利煕加藤則著の5名に神奈川奉行兼帯の命が下った。5名は輪番で神奈川奉行の職務を行った。
設置当初の神奈川奉行は、青木町(神奈川県横浜市神奈川区青木町)に会所、戸部村宮ヶ崎(同西区紅葉ヶ丘、現・神奈川県立青少年センター)に奉行役所を置き、また、横浜村(同中区日本大通、現・神奈川県庁付近)の波止場近傍に運上所を置いて事務を執った。奉行役所は戸部役所と呼ばれて内国司法・行政の事務を取り扱い、運上所では関税及び外務全般の事務を取り扱った。万延元年(1860年)に神奈川奉行は専任となり、松平康直都筑峰暉の2名が任命された。神奈川奉行所の役人の人数は、時期によって変動があるものの、同心足軽などを含めれば最大時で1000人を超えたとされる〔開港場物語(16)武家町だった野毛 奉行所核に役人住む 、『読売新聞』、2009年5月30日閲覧。〕。また、兼任職時代から廃止までの奉行職には計22名の幕臣が登用され、奉行並職についても5名、支配組頭14名、支配定番役取締4名、支配調役21名が任命されている〔「神奈川奉行所関係資料について」(『開港のひろば』第37号、2002年4月、横浜開港資料館〕。
慶応4年/明治元年3月19日(1868年4月11日)、明治政府は神奈川奉行所を廃止して新たに横浜裁判所を置き、運上所・戸部役所の業務を引き継がせた〔神奈川県史では、横浜裁判所が設置された慶応4年3月19日を立庁記念日としている。〕。奉行所の新政府への引き渡しは奉行並の依田盛克がつとめた。横浜裁判所は、同年4月20日(同年5月12日)には神奈川裁判所、同年6月17日(同年8月5日)には神奈川府へと名称変更され、同年9月21日(同年11月5日)には神奈川県に名称変更された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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