翻訳と辞書
Words near each other
・ 直江津港
・ 直江津町
・ 直江津祇園祭
・ 直江津運輸区
・ 直江津郵便局
・ 直江津銀行
・ 直江津駅
・ 直江津駅リンチ殺人事件
・ 直江津高校
・ 直江津高等学校
直江版
・ 直江状
・ 直江谷村
・ 直江駅
・ 直沽駅
・ 直泳動物
・ 直泳動物門
・ 直泳類
・ 直洞炭鉱線
・ 直津インターチェンジ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

直江版 : ミニ英和和英辞書
直江版[なおえばん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひた, ちょく]
 【名詞】 1. earnestly 2. immediately 3. exactly
: [こう, え, ごう]
 【名詞】 1. inlet 2. bay 
: [はん]
 【名詞】 1. edition 2. version 

直江版 : ウィキペディア日本語版
直江版[なおえばん]
直江版(なおえばん)は、慶長12年(1607年)、上杉家家老の直江兼続が出版した古代中国の詩文選集「文選」のこと。京都の要法寺において刊行された。
日本で初の銅活字本といわれるが、実際には慶長5年(1600年)に刊行された『法華経伝記』『和漢合運図』に用いられたのと同じ木活字が使われていたという(川瀬一馬『古活字版之研究』)。全部で60巻31冊。慶長10年(1605年)に刊行された『太平記』の一部に、表紙裏張りに直江版の刷り残しを使用したことが明らかになっており、兼続の開版事業はそれ以前から断続的に行われたものと見られる。
直江版の開版は世間にも伝わり、林羅山秋元泰朝を通じて、上杉家から一揃いを譲り受けている。以心崇伝も直江版を所有していたが、欠本が生じたため不足分を上杉家に所望した。上杉定勝は完本一揃いを贈り、喜んだ崇伝は上杉家江戸家老千坂伊豆へ「一揃いはは京都、もう一揃いは江戸で保管する」と伝えている。
紹興28年(1158年)が底本。呂延済、子良、張銑、呂向、李周翰の5人の注「五臣注文選」に李善注を加えてある。「直江版文選」、「要法寺版文選」ともいう。兼続死後、寛永2年に兼続の正室であるお船の方によって再版された。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「直江版」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.