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百万一心 : ミニ英和和英辞書
百万一心[ひゃくまんいっしん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひゃく]
  1. (num) 100 2. hundred 
百万 : [ひゃくまん]
 【名詞】 1. 1,000,000 2. one million 
: [よろず]
  1. (adv,num) 10,000 2. ten thousand 3. myriads 4. all 5. everything
万一 : [まんいち]
  1. (adv,n) by some chance 2. by some possibility 3. if by any chance 4. 10,000:1 odds 
: [いち]
  1. (num) one 
一心 : [いっしん]
  1. (adv,n) one mind 2. wholeheartedness 3. the whole heart 
: [こころ, しん]
 【名詞】 1. core 2. heart 3. wick 4. marrow 

百万一心 : ウィキペディア日本語版
百万一心[ひゃくまんいっしん]

百万一心(ひゃくまんいっしん)は、戦国時代大名毛利元就吉田郡山城安芸高田市)の拡張工事(普請)の際に人柱の代わりに使用した石碑に書かれていた言葉。
== 概要 ==
百万一心とは、「百」の字の一画を省いて「一日」・「万」の字を書き崩して「一力」とすることで、縦書きで「一日一力一心」と読めるように書かれており〔百万一心碑の説明「百万一心の由来」〕〔毛利氏関係史跡 - 安芸高田市歴史民族博物館〕、「日を同じうにし、力を同じうにし、心を同じうにする」〔三矢の訓 毛利元就の里 - 安芸高田市〕ということから、国人が皆で力を合わせれば、何事も成し得ることを意味している。吉田郡山城の改築で本丸石垣の普請が難航したときに、人柱に代えて、本丸裏手の「姫の丸」(姫丸壇)にこの句を彫り込んだ石を埋めたところ、普請は無事に終えられたと伝わる〔百万一心碑 - 安芸高田市〕〔「国指定史跡毛利氏城跡 郡山城」パンフレット〕。同じく毛利元就の教えとされる三矢の教え(三子教訓状を参照)と共に、一致団結の大切さを訴えた教えとされている〔。
この石碑は、文化13年(1816年)に長州藩士だった武田泰信が姫の丸で発見〔、拓本の要領で写しを取った後に、明治15年(1882年)に写し取った拓本を毛利元就を祀る豊栄神社山口市)に奉納した。ただしこの逸話は、毛利家文書や閥閲録その他の一次史料には記載されていない。
その後、吉田全町をあげて郡山全山を探索したものの、礎石の実物は発見されなかったため、観光パンフレットなどには「郡山城最大の謎〔」と書かれている。昭和6年(1931年)には、吉田郡山城跡の中にある毛利一族の墓所境内に、その拓本を元に模刻した石碑が建てられた。
上述の通り、武田泰信の自書以外に史料が乏しいため、実際に元就がこの言葉を語ったかどうかは定かではない。また、百万一心の語は元々神道でも見られる言葉であることから、百万一心碑を人柱の代用にすること自体も含め、吉田郡山城が尼子詮久の大軍に包囲された吉田郡山城の戦いにおいて陶隆房と共に毛利の救援に駆けつけた、白崎八幡宮大宮司も兼ねていた大内家の武将・弘中隆包が、懇意にしていた元就に助言したことが始まりという説もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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