翻訳と辞書
Words near each other
・ 犠牲バント
・ 犠牲フライ
・ 犠牲打
・ 犠牲田
・ 犠牲的
・ 犠牲祭
・ 犠牲者
・ 犠飛
・ 犡
・ 犢
犢子部
・ 犢橋村
・ 犢橋貝塚
・ 犢橋高等学校
・ 犢皮紙
・ 犢鼻穴
・ 犢鼻褌
・ 犣
・ 犤
・ 犥


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

犢子部 : ミニ英和和英辞書
犢子部[とくしぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

犢子部 : ウィキペディア日本語版
犢子部[とくしぶ]
犢子部(とくしぶ、, ヴァートシープトリーヤ)は、釈迦の没後300年頃に分派した、部派仏教の一派である。上座部系の説一切有部から分派した。
この派は、輪廻の主体としての人格的主体である「補特伽羅」(ほとがら、, プドガラ)を、五蘊のほかに想定したことが特徴である。その理由は、生命とは五蘊の仮和合(けわごう)によって構成された仮の存在で実体を持たない(無我)という説と、人間が死んだ後に輪廻するという、二つの説を説明するためであると考えられる。
「主体が存在しない輪廻」の理解に苦しんだ後代の仏教徒が、無我説と輪廻説をつなぎ合わせるために、苦肉の策として、無自性である五蘊の他に、死後も存続する「補特伽羅」を想定した。この説は、輪廻に主体を想定するため、「補特伽羅」という名称で常住の主体(アートマン)を認めることになる。結果、常住論に陥るため、理論上、輪廻の解脱を語ることができなくなってしまう。
==脚注・出典==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「犢子部」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.