翻訳と辞書
Words near each other
・ 炭ガス
・ 炭ヒョン駅
・ 炭住
・ 炭俵
・ 炭労
・ 炭化
・ 炭化(4度熱傷)
・ 炭化ウラン
・ 炭化カルシウム
・ 炭化ケイ素
炭化タングステン
・ 炭化タンタル
・ 炭化タンタルハフニウム
・ 炭化チタン
・ 炭化ハフニウム
・ 炭化バナジウム
・ 炭化ベリリウム
・ 炭化ホウ素
・ 炭化性熱傷
・ 炭化水素


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

炭化タングステン : ミニ英和和英辞書
炭化タングステン[たんかたんぐすてん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [すみ]
 【名詞】 1. charcoal 
炭化 : [たんか]
  1. (n,vs) carbonization 2. carbonisation
: [か]
 (suf) action of making something
テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten

炭化タングステン : ウィキペディア日本語版
炭化タングステン[たんかたんぐすてん]

炭化タングステン(英語:Tungsten carbide、化学式:WC)とは等モル量タングステン原子と炭素原子からなる無機化合物炭化物)である。基本的な性状は灰色の微細な粉末であるが、産業機械等で使用するためにプレス加工することが可能である。ヤング率は約550 GPaであり〔Elastic Properties and Young Modulus for some Materials 〕、の約2倍の剛性を持ち、鋼やチタンよりはるかに緻密な構造を呈する。これは、コランダム(α-Al2O3)や、サファイア/ルビーに匹敵する堅さであり、研磨加工には、高圧相窒化ホウ素ダイヤモンドが用いられる。
==合成法==
炭化タングステンは1400–2000 ℃の温度下におけるタングステンと炭素の反応により得られる。 タングステンか酸化タングステン(VI)とCO/CO2の混合物とH2用いた流動層法だと900 and 1200 ℃の温度下においても合成が可能である。〔Lackner, A. and Filzwieser A. "Gas carburizing of tungsten carbide (WC) powder" (2002)〕
900℃の温度下または670℃の水素下に晒した後に1000℃のアルゴン雰囲気下におき浸炭する方法で酸化タングステン(VI)とグラファイトを直接反応させる方法も挙げられる。 化学気相成長法も一つの合成法として挙げられている。〔
670℃における塩化タングステン(VI)と水素(還元剤)とメタン (炭素の元)の反応。
:WCl6 + H2 + CH4 → WC + 6 HCl
*350℃におけるフッ化タングステン(VI)と水素(還元剤)とメタノール (炭素の元)の反応。
:WF6 + 2 H2 + CH3OH → WC + 6 HF + H2O

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「炭化タングステン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.