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還元剤 : ミニ英和和英辞書
還元剤[かんげんざい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

還元 : [かんげん]
  1. (n,vs) resolution 2. reduction 3. return to origins 
: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
: [ざい]
  1. (n-suf) medicine 2. drug 3. dose

還元剤 : ウィキペディア日本語版
還元剤[かんげんざい]
還元剤(かんげんざい、reducing agent、reductant、reducer)とは、酸化還元反応において他の化学種還元させる元素または分子のことである。この際、還元剤は酸化される。したがって、還元剤は電子供与体である。
例えば、以下の反応では還元剤はヘキサシアノ鉄(II)酸(ferrocyanide)であり、これが電子供与体となってヘキサシアノ鉄(III)酸(ferricyanide)に酸化され、塩素塩化物イオンに還元している。
:4- + 1/2 Cl23- + Cl-
有機化学においても先述の定義が当てはまるが、特に分子への水素の付加を還元と呼んでいる。例えばベンゼン白金触媒によってシクロヘキサンに還元される。
:C6H6 + 3 H2 → C6H12
無機化学では、最も優れた還元剤は水素(H2)である。
== 酸化還元反応の例 ==
鉄の酸化;
:4Fe + 3O2 → 2Fe2O3
この反応式では、鉄の酸化数は0から+3に増加し、酸素は0から-2に減少している。それぞれを半反応式で表すと、
* 酸化の半反応式: Fe0 → Fe3+ + 3e
* 還元の半反応式: O2 + 4e → 2 O2−
鉄は酸化数が増加し、酸素に電子を供給しているため還元剤である。酸素は酸化数が減少し、鉄から電子を受容しているため酸化剤である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「還元剤」の詳細全文を読む




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