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火球 : ミニ英和和英辞書
火球[かきゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball

火球 : ウィキペディア日本語版
火球[かきゅう]

火球(かきゅう、fireball)とは、一般に-3〜-4等級よりも明るい流星の事である。火玉(ひだま)とも言われる。大気中で蒸発したものも、隕石となって地表に落下したものも、一定以上の明るさで光れば、どちらも火球と呼ばれる。なお昔は、隕石となった火球を、隕星と呼ぶ事もあったが、最近はあまり使われない。
== 流星と火球 ==
国際天文学連合 (IAU) では、火球とは「どの惑星よりも明るい流星」("a meteor brighter than any of the planets"、-4等級より明るい) であると定義している。一方アマチュアの研究者が組織する国際流星機構 (IMO) ではより詳細に、その火球が観測者の天頂で観測されたとすると-3等級以上の明るさになるであろうもの、と定義している。この定義は、火球が観測者から見て地平線近くで観測された場合に、距離を大きく修正することになる。たとえば地平線から5度の位置で観測された-1等級の流星は、IAU の定義では火球ではないが、その火球の直下では -6 等級で観測されるであろうことから、IMO の定義では火球になる。
科学的な観測でなく一般的な目撃の場合、明るい流星を流星ではなく火球と判断するのは主観的であって、厳密な境目は無い。
火球の軌道は、流星群の母天体である彗星よりも、むしろ小惑星に近い傾向がある。隕石の軌道もほとんどの場合、小惑星のように黄道面とのなす傾斜が緩やかなものが多い。つまりこうした火球のうちの一部が、隕石になるとの考えに無理はないとの証拠である。
英語では火球に相当するのはファイアボール (fireball) であるが、他にボーライド (bolide) とも呼ばれる。 ボーライドは一般にファイアボールの同義語として用いられるが、とくに最後に爆発をともなう火球として区別する場合もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「火球」の詳細全文を読む




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