翻訳と辞書
Words near each other
・ 隔離装置
・ 隔離評価
・ 隔離説
・ 隔離遺伝子
・ 隔離集団
・ 隔靴掻痒
・ 隔駅停車
・ 隔鰓
・ 隕
・ 隕星
隕石
・ 隕石とインポテンツ
・ 隕石の一覧
・ 隕石の空中爆発の一覧
・ 隕石孔
・ 隕石衝突
・ 隕石説
・ 隕鉄
・ 隖
・ 隗


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

隕石 : ミニ英和和英辞書
隕石[いんせき]
(n) meteorite
===========================
隕石 : [いんせき]
 (n) meteorite
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
隕石 : ウィキペディア日本語版
隕石[いんせき]

隕石(いんせき、)とは、惑星間空間に存在する固体物質が地球などの惑星の表面に落下してきたもののこと〔平凡社『世界大百科事典』1988年版 vol.2, p.42 「隕石」。武田弘 + 村田定男 執筆〕〔培風館『物理学辞典』1992、 p.108 「隕石」〕。
「隕」が常用漢字に含まれていないため、「いん石」とまぜ書きされることもある。昔は「天隕石」「天降石」あるいは「星石」などと書かれたこともある〔。
== 概説 ==
惑星間空間に存在する固体物質が地球あるいは惑星表面に落下してきたもののことである〔〔。そうした固体物質は濃密な大気中を落下するあいだに高温となって気化するが、気化せずに残ったものが隕石である〔。
地球上で見つけられた隕石は、落下中にできた黒い溶融皮殻で覆われている〔〔。
隕石は非常にたくさん見つかっている。1985年までに発見された2700個の隕石では、落下するところが目撃されたのはおよそ45%である〔。さらにたとえば、南極の地では日本の南極観測隊などをはじめとして各隊が1985年まででも7500個もの多量の隕石を回収した〔。隕石カタログ(Catalogue of Meteorites 2000年版)には22,507個(南極隕石17,808個を含む)が本物として掲載されている。このうち21,514個(95.6%)が石質隕石、865個(3.8%)が鉄隕石、116個(0.5%)が石鉄隕石である〔リチャード・ノートン著、江口あとか訳 『隕石コレクター 鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」』 築地書館 2007年 4ページ〕。
放射性同位体を用いた測定によって、隕石の多くはおよそ45億年ほど前にできたもので、太陽系の初期、惑星が形成された当時の始原的な物質であろうと推定されている〔。また、隕石の起源天体と流星物質の起源天体は必ずしも同種ではない〔渡部潤一他編 『シリーズ現代の天文学9 太陽系と惑星』 p.140, p.163-164、日本評論社、2008年、ISBN 978-4-535-60729-3〕。
; 大きさ
隕石は地表に到達するまでに破片になることもあれば、大きな塊のまま到達することもある。
隕石は大気との衝突によって多数の破片になり、楕円形の地域(長径数km〜数十km)に、数十個〜数百個程度、まれには数万個程度の隕石となって落下することがあるのである(こうしたケースは「隕石雨」と呼ばれている)〔。こういう場合では数百g 〜数kg程度のものが多い〔。
大きな塊のまま落ちてくることもある。世界各地には、大昔に巨大な隕石が落下してできたクレーターが残っているのが発見されていて、たとえば北アメリカのバリンジャー隕石孔は直径1.2kmほどでとても有名で、このクレーターをつくった隕石というのは数万トン (t) から数十万トンほどの質量を持っていただろうと推定されている〔。なお発見された隕石で最大なのは(1988年の『世界大百科事典』出版当時で)ナミビアホバ隕石で、重さ66tのものである〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「隕石」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.