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漫才ブーム : ミニ英和和英辞書
漫才ブーム[まんざいぶーむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

漫才 : [まんざい]
 【名詞】 1. comedian 2. comic dialogue 
: [さい]
 【名詞】 1. ability 2. gift 3. talent 4. aptitude 5. genius 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

漫才ブーム : ウィキペディア日本語版
漫才ブーム[まんざいぶーむ]
漫才ブーム(まんざいブーム)は、演芸界において、1980年 - 1982年のごく短い期間に漫才がさまざまなメディアを席巻し、またメディアに消費された一大ムーブメントである。
== 概要 ==
漫才ブームに火をつけたテレビ番組としては『花王名人劇場』(関西テレビ)・『THE MANZAI』(フジテレビ)などが挙げられる〔週刊現代、2004年4月24日号、p192-195 〕。このため、両番組のプロデューサーである澤田隆治横澤彪の二人が「漫才ブームの仕掛け人」として名前が挙げられることが多い〔「花王名人劇場」“お笑いの聖地”NGKで23年ぶり復活 ― スポニチ NGKで「花王名人劇場」が23年ぶり復活!(2/3ページ) 横澤彪さんの御冥福をお祈りいたします:西条昇ブログ 〕。現在ではこの評価で定着しているが、漫才ブームが起った1980年のマスメディアは「漫才ブームの仕掛け人は、西の澤田隆治、東の中島銀兵」と呼んだ〔サンデー毎日、1981年1月4日・11日合併号、p142-156〕。中島は『笑点』や『お笑いスター誕生!!』、『爆笑ヒット大進撃!!』を手がけた日本テレビのプロデューサーであるが、横澤のその後の功績が非常に大きいため、先の「仕掛け人は澤田と横澤」で定着していったものと考えられる。『THE MANZAI』自体も初回から視聴率15%超と一定の成功を収めていたが、爆発的な視聴率を獲ったのは、1980年7月1日放送の第3回(27.0%、関東地区、ビデオリサーチ調べ)からであるため、同年4月から放送が始まっていた『お笑いスター誕生!!』で、ブームの火はすでについていたという見方もある〔「たけし、さんま、タモリの育ての親じゃない!?」故・横澤彪氏の葬儀にBIG3は出席せず 〕。澤田に関しては、よく知られているように「1980年1月20日に放送した『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』で高視聴率を奪って一気に漫才をブームに乗せた」〔、「漫才ブームを呼んだ男」〔読売新聞、1980年12月21日、27面〕など、当時の記事の中に既に書かれている。『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』は、関西で視聴率27.2%を獲得し、同時間帯先発各局を青ざめす波紋を呼んだといわれる〔放送批評、放送批評懇談会編、1980年11月号、p24〕。吉本興業の制作部東京セクションのチーフだった木村政雄は「このブームは大阪で生産し、東京でブームにしてもらい、大阪に逆輸入した」と話した〔。東京でブームにしたというのは、テレビのキー局であるフジテレビ、日本テレビが常設番組で火をつけたことを意味する〔。吉本興業が当時撤退していた東京事務所を再開設したのは1980年10月のこと〔読売新聞、2010年3月27日21面「光景、あの日、あの時、あの場所で16 漫才ブームここから 1980年1月20日」〕。社員は木村と当時入社3年目若手社員・大崎洋の二人であった〔〔【吉本興業研究】第二部「笑いはビジネス」編(3)ブランド高めた漫才ブーム 〕。
それまでも個々に漫才コンビが売れることはあったが、漫才界全体にブームが巻き起こったのはこれが初めてだった〔大下英治『吉本興業、カネの成る木の作り方』講談社、2007年、p158〕。このブームをきっかけに、後に『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』などのバラエティ番組で活躍する芸人たちが台頭する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「漫才ブーム」の詳細全文を読む




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