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正明伝 : ミニ英和和英辞書
正明伝[ただし, せい, しょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
: [でん, てん, つたえ]
 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication

正明伝 ( リダイレクト:親鸞聖人正明伝 ) : ウィキペディア日本語版
親鸞聖人正明伝[しんらんしょうにんしょうみょうでん]
親鸞聖人正明伝(しんらんしょうにんしょうみょうでん)は、浄土真宗の宗祖とされる親鸞の伝記の1つ。全四巻。著者、成立時期については諸説ある。略称は『正明伝』。
== 概要 ==

=== 著者と成立時期 ===
本書は題字に続いて「''常樂臺 釋 存覺述''」と記され、奥書には「''文和元年壬辰十月二十八日草之畢 存覺老衲六十三歳''」と記されている。しかし江戸中期〜後期の西本願寺系の僧である玄智景耀〔玄智景耀(享保19年 - 文化10年)- 西本願寺系(現在の本願寺派)の「慶證寺」(京都市)の住持。真宗史に精通する。(『真宗辞典』P.220)『日本人名大辞典』では寛政6年10月4日に死去としている(デジタル版 日本人名大辞典+Plus「玄智」 )。〕は、『非正統伝』の中で五天良空〔五天良空(寛文9年〈1669年〉 - 享保18年〈1733年〉) - 専修寺系の寺院「常超院」(三重県四日市市)の住持。〕による偽作と断じている。
天明4年(1784年)に著された『非正統伝』は、五天良空が正徳5年(1715年)に著した『親鸞聖人正統伝』〔真宗高田派本山 専修寺「高田本山 専修寺の歩み」 〕を批判した書である。その『非正統伝』の中に『正明伝』について批判した「因評正明伝」という章があり、「''餘人ノ作ニシテ、常樂ノ聲譽ヲカリテ世ニ行シメントスルモノカ、或ハ草記ノ類アリシヲ、良空縦ニ増修シテ印布シ、己カ新傳ノ輔翼トスルモノカ''〔『真宗全書』第34巻、P.452「非正統伝」因評正明伝。 〕〔新傳とは『親鸞聖人正統伝』のことで、玄智は批判的な意味で呼称している。『真宗全書』第34巻、P.417「非正統伝」。 〕」と糾弾し偽作と断じている。この評により『正明伝』の著者は、親鸞の玄孫である存覚ではなく五天良空(もしくはその一派)とみるのが定説となっている〔『山田文昭遺稿』第一巻、P.160「第二編 親鸞聖人及その敎團 (三)親鸞聖人正明伝」。 〕。そのため「存覚述『親鸞聖人正明伝』」と表記されることもある。
成立時期についても奥書にある文和元年(1352年)ではなく、『正明伝』が開板〔したとされる享保18年(1733年)に成立したとみるのが定説である〔『真宗全書』第34巻、「解題」親鸞聖人正明伝。 〕〔『真宗全書』続編 第26巻、P.326「一巻本浄土真宗教典志」四巻伝。 〕〔『山田文昭遺稿』第一巻、P.158「第二編 親鸞聖人及その敎團 (三)親鸞聖人正明伝」。 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「親鸞聖人正明伝」の詳細全文を読む




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