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横浜市営地下鉄ブルーライン : ミニ英和和英辞書
横浜市営地下鉄ブルーライン[よこはましえいちかてつぶるーらいん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よこ]
 【名詞】 1. beside 2. side 3. width 
: [はま]
 【名詞】 1. beach 2. seashore 
: [し]
  1. (n-suf) city 
市営 : [しえい]
 【名詞】 1. municipal management 
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地下 : [ちか]
 【名詞】 1. (1) basement 2. cellar 3. (2) underground (railway) (abbr) 4. subway 5. metro 
地下鉄 : [ちかてつ]
 【名詞】 1. underground train 2. subway 
: [した, もと]
 (adv) under (esp. influence or guidance)
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

横浜市営地下鉄ブルーライン : ウィキペディア日本語版
横浜市営地下鉄ブルーライン[よこはましえいちかてつぶるーらいん]


ブルーライン(正式名称:横浜市高速鉄道1号線・3号線〈よこはましこうそくてつどう1ごうせん・3ごうせん〉)は、神奈川県藤沢市湘南台駅から横浜市青葉区あざみ野駅までを結ぶ横浜市営地下鉄の鉄道路線である。
路線の正式名称は途中の関内駅を境に分かれており、湘南台駅 - 関内駅間が1号線、関内駅 - あざみ野駅間が3号線であるが、関内駅を始発・終着とする列車は運行されておらず、同駅を通る列車はすべて1号線と3号線を直通している。正式な起点は1号線・3号線とも関内駅であるが、運行系統上、起点は湘南台駅になる。横浜国際港都建設法及び都市計画法等に基づく都市高速鉄道としての名称は、「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第1号市営地下鉄1号線」、「藤沢都市計画都市高速鉄道1号線」及び「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第2号市営地下鉄3号線」である。
4号線(グリーンライン)の開業により、交通局の地下鉄路線が1つでなくなったため、同線が開業した2008年3月30日より、公募で決定した路線愛称ブルーラインの使用を正式に開始した。路線愛称の由来は、「青」が横浜を象徴する色であり、開業時から車両やサイン類でも使用されていて、路線のイメージカラーと認識されていることから。ラインカラーも「ブルー」である。駅ナンバリングで使われる路線記号はB
Blue Lineという愛称から、BLと略されることもある。
== 概要 ==

本路線は、湘南台駅から泉区南部、戸塚駅港南区中心部、上大岡駅南区中心部を経て、横浜都心部である伊勢佐木町関内桜木町横浜駅に至る。桜木町が野毛町みなとみらい地区の中間地に位置するため、横浜都心を事実上縦走している。横浜駅からは神奈川区中央部、新横浜都心港北ニュータウンを経て青葉区あざみ野駅に至る。横浜都心や副都心群と横浜市郊外を「コの字型」に貫く横浜市内の放射型鉄道としての機能を発揮している。横浜都心や副都心群と横浜市郊外を縦走する鉄道として各社私鉄路線との接続駅も多いため、他社線とのフィーダー機能も兼ね備えているといえる。
東京地下鉄(東京メトロ)の銀座線丸ノ内線と同様に関東で第三軌条方式を採用している路線である。また、既存路線の延伸もしくは接続を目的とせず、純粋に新規に建設された地下鉄として、第三軌条方式を採用した路線は日本では2015年現在、当路線が最後となっている。
1972年の開業時から首都圏では珍しかった自動改札機を本格的に導入していた(当時首都圏では他に1973年開業の国鉄武蔵野線で12駅、1979年開業の北総開発鉄道、他数社で少数が試験導入されていたのみであり、首都圏での本格的な自動改札機の導入は、国鉄民営化後の1990年以降である)。2000年代に全駅のホームドア設置を完了した。
当初(1965年)の計画では、3号線は勝田(港北ニュータウン付近) - 新横浜 - 横浜駅 - 伊勢佐木町 - 山下町 - 本牧間であり、勝田で4号線(鶴見 - 綱島 - 勝田 - 元石川間)と、横浜で2号線(神奈川新町 - 横浜駅 - 藤棚 - 吉野町 - 滝頭 - 屏風ヶ浦間)と、伊勢佐木町で1号線(伊勢佐木町 - 上大岡 - 戸塚 - 湘南台間)と連絡する予定であった。しかし、首都高速道路の建設計画と重なったため、伊勢佐木町駅の予定地を尾上町に変更して関内駅とし、1号線と直通運転を行うべく方向別ホームが建設された。そして、関内駅から本牧方面に向う計画だったが、結局1号線と完全に直通運転を行うことになったため、関内駅 - 本牧方面の計画は中止された。本牧方面への路線はその後横浜高速鉄道みなとみらい線が引き継ぐ形となった。しかし、本牧、磯子方面へ向かう際は関内駅にて根岸線に乗り換えるのが主である。
3号線などの後から開業した区間のトンネルNATM工法が多用され、第三軌条方式の地下鉄にしてはトンネルの天井が高くなっている箇所も多い。湘南台駅付近は相鉄いずみ野線と2段式のトンネルになっている。さらにいずみ野線湘南台駅開業が本路線開業より遅かったため、いずみ野線は地下三階、本路線は地下二階となっている。
3号線の新横浜駅 - 横浜駅間は当初民有地の下を直線的に結ぶ予定であったが、住宅の地下を通るため騒音が予想され、敷設予定地住民から反対運動が起き、なるべく道路の下を通るよう大迂回して建設された(それでもJR線より0.9km短い)。それでも民有地の下を通らざるを得ない区間は騒音対策のためバラスト軌道になっている。
横浜駅・桜木町駅・関内駅という横浜市都心と、新横浜駅、あざみ野駅、港北ニュータウン各駅、上大岡駅、戸塚駅等の副都心群を連続して接続する唯一の鉄道であるため、横浜市都心からあざみ野駅や港北ニュータウン各駅、あるいは、あざみ野駅、港北ニュータウン、新横浜駅から上大岡駅や戸塚駅の移動経路、戸塚駅から長後街道を経由した湘南台駅までの経路など、本路線によって発達した移動経路が多く存在し、横浜市内の人口分布の各区平準化や市域一体化にも寄与している。
横浜市交通局は「みなとぶらりチケット」による横浜駅・高島町駅・桜木町駅・関内駅・伊勢佐木長者町駅の一日乗車券と横浜市都心部の観光拠点を周遊するあかいくつ号の一日乗車券機能を兼ね備えた観光客向け一日乗車券を整えており、さらに新横浜駅を起点とした機能を付加した「みなとぶらりチケットワイド」を用意することで観光客への利便性を維持している。本路線の建設によりあざみ野駅、港北ニュータウン、新横浜駅から横浜都心や上大岡駅への直接移動経路が確立され運賃や移動時間とも優位性があるといえる。さらに上大岡と戸塚間や戸塚と湘南台駅間の移動経路は本路線に依存するため運賃や移動時間とも優位性が高い。
本路線がもつ主機能が横浜市都心部である伊勢佐木町、関内、野毛、みなとみらい、横浜駅へ各副都心群や郊外区から、乗り換え無く移動ができることであり、本路線が唯一となっている経路も多く横浜市の都市計画の骨格ともなっている。
港北ニュータウン計画の進展や4号線(グリーンライン)計画の見直しなどで、4号線との連絡駅はセンター北センター南の両駅に決まり、同線は南の中山駅に向かうこととなったため、3号線が代わりに元石川まで延伸することとなった。元石川駅の位置に関しては、東急側がたまプラーザ駅を強く主張したのに対し、横浜市は1977年に開業したあざみ野駅に固執した。結局3号線の終点はあざみ野駅となったが、開業後も長い間同駅には田園都市線の快速(1996年4月廃止)や急行が停車せず、地下鉄開業に伴って乗降客数が激増したため乗り換え駅としては不便な状態となっていた。しかし、横浜市からの要請を受け、藤が丘駅の上り通過線設置工事が完了した後に行われた2002年3月28日のダイヤ改正で田園都市線の急行が(2007年4月5日からは準急も)停車するようになり、一応のところ決着が付いた。
新羽 - あざみ野間のみは、地下高速鉄道ではなくニュータウン鉄道としての補助金を受けて建設されたので、補助金制度の違いで見れば、厳密な意味での地下鉄に該当しない(神戸市営地下鉄西神・山手線名谷駅 - 西神中央駅間も同様)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「横浜市営地下鉄ブルーライン」の詳細全文を読む




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