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本草学 : ミニ英和和英辞書
本草学[ほんぞうがく]
【名詞】 1. study of medicinal herbs 2. pharmacognosy
===========================
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本草 : [ほんぞう]
 【名詞】 1. plants 2. medicinal herbs
本草学 : [ほんぞうがく]
 【名詞】 1. study of medicinal herbs 2. pharmacognosy
: [くさ]
 【名詞】 1. grass 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
本草学 : ウィキペディア日本語版
本草学[ほんぞうがく]
本草学(ほんぞうがく)は、中国で発達した医薬に関する学問である。
== 概要 ==
以後、六朝にかけて、神仙思想が発達して方術が盛んになると、神仙家の薬と医家の薬とを区分する必要性が生まれた。その頃に、方術の薬を指すものとして、「本草」という用語が生まれたとされる。その意は、「草石の性に本づくもの」であるという。よって、単に薬草のみを指して本草という訳ではない。「本草」の語の文献上の初見は、『漢書』巻25「郊祀志下」であり、紀元前31年に条に「」とあり、方士神仙を説く者たちと共に、本草待詔70余人を免職にしたという記事が見える。但し、『漢書』巻30「芸文志」には、「本草」という名を持つ書名は見られない。
陶弘景456年-536年)は、『神農本草経』に補注を加えて、730種の薬名を記録し、本草学の基礎を築いた。後、659年になって『新修本草』が勅撰され、陶弘景の書に修改が加えられた。代には、974年に『開宝本草』、1060年に『嘉祐補註本草』(掌禹錫)、1061年に『図経本草』(蘇頌)が成立した。また、唐慎微1082年に、掌氏と蘇氏の2書を合揉して『証類本草』を撰し、処方を加えた。1108年の『大観本草』は唐氏の書に『重広本草』(1092年、陳承)の説を補足した。さらに1116年の『政和本草』では、『大観本草』の図を縮微して利用の便を図った。また同年には、『本草衍義』が成立している。1159年の『紹興本草』は、『本草衍義』と同様、実用性を重視して編纂された。
代の1596年李時珍が著わした『本草綱目』は、本草学の集大成であり、1871種の薬種を収録している。日本の本草学(博物学)にも大きな影響を与えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「本草学」の詳細全文を読む




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