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本牧亭 : ミニ英和和英辞書
本牧亭[ほんもくてい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [ぼく, まき]
 【名詞】 1. pasture 2. grazing land

本牧亭 : ウィキペディア日本語版
本牧亭[ほんもくてい]
本牧亭(ほんもくてい)は、東京都台東区上野にあった講談専門の寄席。2011年9月24日閉場。
== 概要 ==
1857年(安政4年)、現席亭の祖先の本牧屋仙之助(後の鈴木龍助)が、江戸上野広小路に軍談席(=講釈場)本牧亭を開場したのが始まりである。(講釈場とは講釈(講談)を公演する寄席のこと。)その名称は仙之助の屋号本牧屋に因む。
1876年(明治9年)に閉場し、代わりに鈴本亭(後の鈴本演芸場)が同じ上野に作られた。
その後、本牧亭は1950年(昭和25年)、鈴本演芸場の裏に、同演芸場3代目席亭鈴木孝一郎により、再建された。この時、鈴本演芸場が落語色物を演ずる席になっていたのに対し、当席は日本で唯一の講談専門の席とされた。また、この本牧亭は、「講談バス」を走らせたり、「講談若い人の会」を開くなどして、多くの講談師や愛好家を育て、講談の普及発展に大いに貢献した。
1959年(昭和34年)には、「講談特選会」の開催により、第14回芸術奨励賞を受賞。昭和39年には、この寄席を舞台にした安藤鶴夫の小説「巷談本牧亭」が直木賞を受賞した。
1972年(昭和47年)には建物を改築し公演を続けてきたが、1990年(平成2年))に閉場した。この時の席亭は石井英子(2代目春本助治郎の妻)。
その後、1992年(平成4年)、近くの文京区湯島に小規模ながら再開され、2002年(平成14年)には上野に移り、黒門町本牧亭として月数回の公演を続けていた。なお、同席は、講談の公演をしていない時は、日本料理本牧亭として営業していた。
黒門町本牧亭は2011年(平成23年)9月24日に経営悪化を理由として閉場することが明らかとなった〔講談の本牧亭が来月閉場 経営悪化が理由 日刊スポーツ 2011年8月31日閲覧〕。尚、講談公演自体は「若手講談師を育てるために、別の場所を借りてでも続けたい」としていた。
2011年11月9日東京地方裁判所より破産手続開始決定を受けた〔本牧亭が破産手続きへ 講談専門の寄席 日刊スポーツ 2011年11月29日閲覧〕。これにより本牧亭は清算手続きに入ることとなったが、この問題は既に解決している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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