翻訳と辞書
Words near each other
・ 御宇
・ 御守
・ 御守り
・ 御守殿
・ 御守殿門
・ 御定まり
・ 御定書100ヶ条
・ 御定書百箇条
・ 御定法三日
・ 御定相場
御定高制度
・ 御宝殿の稚児田楽・風流
・ 御客さん
・ 御客様
・ 御室
・ 御室仁和寺駅
・ 御室八十八ヶ所霊場
・ 御室撮影所
・ 御室派
・ 御室門跡


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

御定高制度 : ミニ英和和英辞書
御定高制度[ご, お, おん, み]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ご, お, おん, み]
  1. (pref) honourable 2. honorable 
: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
: [せい]
  1. (n,n-suf,vs) system 2. organization 3. organisation 4. imperial command 5. laws 6. regulation 7. control 8. government 9. suppression 10. restraint 1 1. holding back 12. establishment 1
制度 : [せいど]
 【名詞】 1. system 2. institution 3. organization 4. organisation 
: [ど]
  1. (n,n-suf) (1) degree (angle, temperature, scale,  2. (2) counter for occurrences 3. times 4. (3) strength (of alcohol) 5. (4) (uk) (pref) very 6. totally 

御定高制度 ( リダイレクト:定高貿易法 ) : ウィキペディア日本語版
定高貿易法[さだめだかぼうえきほう]
定高貿易法(さだめだかぼうえきほう)とは、江戸時代長崎貿易の統制のために定められた貿易規定。御定高制度定高貿易仕法とも。
前年までの貨物市法に代わり、貞享2年(1685年)、による貿易決済の年間取引額に一定の上限(「定高」)を設定し、清国船は年間銀6000貫目・オランダ船は年間銀3000貫目(金換算で50000両)に限定して貿易を認めた。また、生糸取引は糸割符、その他の商品に関しては相対取引を原則とした。特に遷界令の解除後に出入りが急増した清国船については、船の積荷高・来航季節・出帆地・乗員数などを勘案して、1艘ごとの定高を定め、それ以上の積荷は本国に持ち帰らせた。また、元禄元年(1688年)には年間貿易許可船数を70隻に制限している。
のちに定高を超える積荷については、俵物諸色との物々交換による決済(代物替)を条件に交易を許し、続く海舶互市新例において代物替が原則とされた。
しかし、銅の減産に伴って、定高そのものの制限が行われるようになり、寛保2年(1742年)と寛政2年(1790年)に2度にわたって定高の半減令が出された。ただし、宝暦13年(1763年)以後、外国船が金銀をもって銅以外の俵物・諸色を交易する場合には外売(ほかうり)・別段売の名目で定高の枠外とされるなど、金銀銅の流出を伴わない貿易については許容されたため、長崎貿易全体の交易額は大きな減少を見せなかった。2度にわたる定高半減後の天保10年(1839年)当時の取引総額は、清国船は8艘6900貫目、オランダ船は1艘970貫目であり、外売・別段売が長崎貿易の大きな部分を占めていたことが分かる。
安政5年(1858年)の安政条約の締結によって、廃止された。
== 参考文献 ==

*中村質「定高貿易法」『日本史大事典 3』平凡社、1993年。ISBN 978-4-582-13103-1。
*若松正志「定高貿易仕法」『日本歴史大事典 2』小学館、2000年。ISBN 978-4-09-523002-3。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「定高貿易法」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.