翻訳と辞書
Words near each other
・ 強弱格
・ 強弱法
・ 強張る
・ 強強格
・ 強心ステロイド
・ 強心利尿薬
・ 強心剤
・ 強心性配糖体
・ 強心臓
・ 強心薬
強心配糖体
・ 強情
・ 強情我慢
・ 強情灸
・ 強情頑固
・ 強意
・ 強慢
・ 強慾
・ 強戸中学校
・ 強戸小学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

強心配糖体 : ミニ英和和英辞書
強心配糖体[きょうしんはいとうたい]
cardiac glycosides
===========================
: [きょう]
  1. (n-suf) a little over 2. a little more than
: [こころ, しん]
 【名詞】 1. core 2. heart 3. wick 4. marrow 
心配 : [しんぱい]
  1. (adj-na,n,vs) worry 2. concern 3. anxiety 4. care 
: [はい]
  1. (n,vs) disposition 2. distribution 3. arrangement
: [とう]
  1. (n,n-suf) sugar 
強心配糖体 : ウィキペディア日本語版
強心配糖体[きょうしんはいとうたい]
強心配糖体(きょうしんはいとうたい)は、心房細動心房粗動等の上室性頻脈浮腫を伴ううっ血性心不全あるいは不整脈に用いられるステロイド配糖体の総称である。強心配糖体はある種の植物動物中に見つかる。ジギタリスイギリスで民間療法薬として用いられる作用の非常に激しい薬用植物であり、1785年にスコットランドのウィザーリング医師が心筋の機能低下に伴う水腫、浮腫の治療薬として導入に成功した。アフリカではウアバインカエルから得られる毒素矢毒として用いられる。
==構造==
強心配糖体はステロイドラクトンの三つから構成される。糖鎖にはグルコースラムノース等の他に、ジギタリス強心配糖体に特有の2位と6位にヒドロキシ基をもたないジギトキソースがある。糖としてジギトキソースをもつジギトキシン、ラナトシドCデスラノシドジゴキシンメチルジゴキシンは特別にジギタリス配糖体として他の強心配糖体と区別される。
ステロイドはB/C環がトランス、C/D環がβ-シスの立体配置をもち、通常のステロイドとは異なる。また、3位で糖鎖が、17位でラクトンがそれぞれβ配向で結合し、14位にはヒドロキシ基がβ配向で結合している。この特徴的な構造は強心作用発現に必須とされる。
ラクトンはカルデノライド(5員環)あるいはブファジエノライド(6員環)の2種類がある。フファジエノライド型はヒキガエル(Bufo属)の毒腺から単離された毒素で見られ、ブフォトキシンと総称される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「強心配糖体」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.