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建築設計競技 : ミニ英和和英辞書
建築設計競技[けんちくせっけい きょうぎ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

建築 : [けんちく]
  1. (n,vs) construction 2. architecture 
設計 : [せっけい]
  1. (n,vs) plan 2. design 
: [けい]
  1. (n,n-suf) plan 
競技 : [きょうぎ]
  1. (n,vs) game 2. match 3. contest 
: [わざ]
 【名詞】 1. art 2. technique 

建築設計競技 : ウィキペディア日本語版
建築設計競技[けんちくせっけい きょうぎ]
建築設計競技(けんちくせっけい きょうぎ)とは、建築設計において、複数の設計者に設計案を出させ、優れたものを選ぶこと。設計コンペ競技設計ともいう。
建造物、特に公共的な用途が高い建物の設計者を決める方法として、施主が複数の設計案を募集してその中から優れた案を選ぶというコンペが行われることがある。建築史上では、ルネサンス期のイタリアで行われた設計コンペが有名であり、後世の規範にもなった。コンペのあり方については様々な議論を呼んできたが、
今日、公共的な建造物を造る際にはコンペで設計者を選ぶ方式が望ましいと考えられている。
コンペを開催することで、公平性を保つこと、能力のある新人にチャンスを与えられること、優れた建築家に依頼することができることなどのメリットがある。一方、コンペの開催により費用が増大する側面もある。

コンペには、公募により行われる公開コンペと、複数の建築家を指名しその中で競わせる指名コンペがある。また詳細な実施案として提出する前に、まず構想・コンセプトを問うプロポーザル方式アイデアコンペという形式もある。この場合、例えばまずイメージ案とコンセプトを公募方式で募って、1次審査で候補者を絞り、次に詳細な図面を提出させて2次審査で決定する、という二段階コンペになる。
なお現在の日本の公共建築の場合、複数の建築設計事務所等を対象に入札を行い、最も安い価格を提示した者に依頼する「設計入札」が行われることが多いが、コンペとは全くの別物である。日本建築家協会は建築家のプロフェッションを守る立場から、設計入札はダンピングだとして反対している。
== 海外のコンペ事例 ==

*サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドーム(フィレンツェ)
*オペラ座(ガルニエ宮・パリ)
*ウェストミンスター宮殿(国会議事堂・ロンドン)
*イギリス万国博覧会博覧館設計競技(1850年)
*ニューヨーク水晶宮コンペティション(1851年)
*ウィーン宮廷ミュージアム建設設計競技(1867年)
*ベルリン大聖堂コンペティション(1868年)
*プロイセン国会議事堂コンペティション(1872年)
*ハンブルク市庁舎コンペティション(1878年)
*プロイセン技術建築局主催フランクフルト中央駅コンペティション(1880年)
*プロイセン国会議事堂コンペティション(1882年)
*ライプツィヒ裁判所コンペティション(1885年)
*ドイチェスハウス協会集会所コンペティション(1887年)
*ヴィルヘルム1世記念碑設計競技(1890年)
;20世紀以降
*ハーグ平和会館国際オープンコンペティション(1897年)
*ハーグ平和宮(国際司法裁判所)1906年開催
*パリ・メトロ駅舎コンクール(1899年)
*ミラノ大司教座聖堂のファサード計画国際コンペティション(1887年)
*アウクスブルクシナゴーグ建設のための建築コンペ 1912年
* オホートヌィ・リャッド労働宮殿(モスクワ)1922年
* モスクワ新聞ビューロー「レニングラード・プラウダ」コンペ(1924年から1925年)
* レーニン人民の家(1924年)
* ブリヤンスクソビエトの家(1924年)
* パリ万国博覧会 (1925年)パヴィリオン・コンペティション
* モスクワ鉱山管理研究所(1925年)
* モスクワ繊維会館(1925年)
* エレクトロ組合ドム・コムーナ(1925年)
* モスクワ・エレクトロバンク(1926年)
* モスクワ・スモレンスカヤ市場プロジェクト(1926年)
* モスクワ・ルスゲルドルグ(1926年)
*ドニエプル河電力センターオープンコンペティション(1926年)
*シカゴ・トリビューン (Chicago Tribune)
*国際連盟会館(ジュネーブ)(1927年開催、CIAM結成のきっかけになった)
*ヴィープリ図書館(1927年)
* スターリングラード文化宮殿(1928年)
* モスクワ・ディナモ会館(1928年)
* Asneftポンプステーション(1928年)
* ロシア・ツェントロソユーズ・コンペティション(1928年)
* レーニン図書館建築コンペティション(1928年)
*ヴァイマール帝国議会堂拡張計画設計競技(1929年)
* ハバロフスク・ソビエトの家コンペティション(1929年-1930年)
* イヴァノヴォ・ヴォツネセンクスの共同住居(1929年-1930年)
* スヴェルトロフクク・ウラル工業省プロジェクト(1930-1931年)
* 前政治犯協会会館(1930年)
* スターリングラード住居コンビナート(1930年)
* ロストフ・アン・ドン・ソビエト庁舎(1930年)
* イヴァノヴォ・ヴォツネセンクス大劇場(1930年)
* スヴェルドルロフスク大劇場(1932年)
* スヴェルドロフスク大劇場(1932年)
* ジェルジンスカヤ地下鉄駅コンペティション
* レニングラード学生コミューンコンペティションプロジェクト
*ベルリン国立銀行オープンコンペティション(1933年)
*パラッツォ・リットリオ設計競技(1937年)
*EUR会議場設計競技応募案(1938年)
*ドイツ国立銀行設計競技(1933年)
*アレクサンダー広場改良オープンコンペティション
* モスクワ赤の広場のナルコムチアジプロムNarkomtiazhpromビル(1934年)
* 重工業省モスクワ庁舎(1934年)
* クラースヌィエ・ ヴォロータ駅(クラスナヤ・ヴァローダ)地下鉄駅コンペティション(1935年)
*ソビエト・ウクライナ大衆劇場(ウクライナ・ハリコフ劇場, 1931年開催、川喜田煉七郎4位に入選)
*ソヴィエト宮殿(ソヴィエトパレス)国際オープンコンペティション
*韓国国会議事堂競技設計
*プジョービル国際競技設計
*ダブリン大学キャンパス競技設計
*国連住宅供給コンペティション(マニラ・ペルー 1969年)
*ヴィヴァーヴィーゼ高層集合住宅設計競技(1950年)
*タンザニア共和国TANU党本部ビル・国会議事堂国際オープンコンペティション
*クアラ・ルンプール新国際空港ターミナルビル・国際オープンコンペティション
*ZKM(カールスルーエ・アート・アンド・メディア・テクノロジー・センター)
*パリ国立図書館
*人権ビルナシオン広場
*ハノイ市オフィス
*国連本部(ニューヨーク)
*W.H.O.本部
*シドニー・オペラハウス
*シンガポール・IT複合施設
*ジョルジュ・ポンピドー・センター
*ラ・デファンス高層ビル(パリ)
*欧州中央銀行新社屋
*ニューヨーク近代美術館
*ウフィツィ美術館・新玄関(フィレンツェ)
*ホンコン・ピーク
*ジェファーソン・ナショナル・エクスパンション・メモリアル
*ストックホルム南墓地(スコーグスシュルコゴーデン
*ワールドトレードセンター跡地
*ベルリン自由大学国際競技設計(1963年)
*ブレーメンドーム広場パビリオンコンペ
* 住区計画全欧競技設計(ボー・ベダー誌) 1966年
*イスラム文化センター国際競技設計(1979年)
*オルセー美術館改造(1979年)
*ヴィレット科学産業都市博物館(1980年)
*ヴィレット音楽産業都市博物館(1980年)
*アラブ世界館(1981年)
*パリ・バステューユ新オペラ座国際オープンコンペティション(1982年)
*フランス大蔵省新庁舎(1982年)
*新凱旋門グレートアーチ(1983年)
*パリ新オペラハウス国際設計競技
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「建築設計競技」の詳細全文を読む




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