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シカゴ・トリビューン : ミニ英和和英辞書
シカゴ・トリビューン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シカゴ・トリビューン : ウィキペディア日本語版
シカゴ・トリビューン[ちょうおん]

シカゴ・トリビューン(、1847年 - )は、アメリカ合衆国の中西部における主要な新聞である。"World's Greatest Newspaper"と自称している(この頭文字を取った、WGNという自ら所有するテレビ・ラジオ局もシカゴにある)。
「シカゴ・トリビューン」とは、「シカゴ護民官」の意〔goo辞書―Tribune― (提供元:「プログレッシブ英和中辞典」)。2013年8月24日閲覧。〕。

==歴史==
1847年に当時台頭してきたノー・ナッシング(Know Nothing)と呼ばれる外国人排斥運動の新聞として創刊された。
創刊当時は定住外国人やカトリック教徒について批判的な姿勢をとり、外国人への恐怖に関する記事が紙面の多くを占めた。
創刊8年後にジョゼフ・メディルら6人がこの新聞を買収し、外国人への恐怖を与える内容は抑えられていく。しかしやがて禁酒運動に傾倒していく(プロテスタントは後から来た移民などと比べ飲酒を控える事が多い)。シカゴ市長のジョン・ウェントワースが2期目に突入したとき、市長はシカゴ・デモクラット(the Chicago Democrat)紙をジョゼフ・メディルに売却した。
アメリカ南北戦争の戦前および戦中には、ジョゼフ・メディルは奴隷解放政策を後押しし、エイブラハム・リンカーンを強く支持。1860年の大統領選挙に立候補するようリンカーンを説得したのは、メディルである。その後何年にもわたって、この新聞は共和党の政策に対して強い力を持ち続けた。メディルは1871年のシカゴ大火の後、シカゴ市長を1期務めた。
1930年には、当時禁酒法によってマフィアギャングが街を牛耳っていたため、紙面で「民衆の敵」としてリストアップして非難した。ちなみに民衆の敵ナンバー1はアル・カポネだった。
1935年には、保守派の立場のロバート・R・マコーミック大佐が編集長を務めた時代のこの新聞は、孤立主義の色が強く、政治面や社会面では偏った報道を行なっており、「アメリカ人のためのアメリカの新聞」を自称していた。また、アメリカ民主党ニューディール政策を強く非難し、イギリスフランスをはっきりと軽蔑しており、 ジョセフ・マッカーシー上院議員と蒋介石を非常に好意的に紹介した。同じくルーズベルトに反対したオグデン・ミルズへの同意を示すために47個中13個の星を切り取った星条旗(その13個はオグデン・ミルズの地元ロードアイランド州の星条旗を表す)を社屋から掲げたが、逆に国旗への侮辱を公的に攻撃された。
シカゴ・トリビューンで有名なスクープは、日本の真珠湾攻撃の前日に報道されたアメリカの第二次世界大戦参戦計画の暴露である。
1948年には社内でストライキが起き、社員は帰宅してしまった。その影響でこの年のアメリカ大統領選挙での選挙結果について共和党のトマス・デューイの勝利との誤報を出してしまい(民主党のハリー・S・トルーマンが勝利)、笑いものにされた。「デューイ、トルーマンを破る」と書かれたシカゴ・トリビューンを持って笑うトルーマンの写真は有名である。
それ以来この新聞は変化を遂げたとはいえ、共和党寄りの方針が基本となっている。
この新聞を所有するトリビューン・コーポレーションの傘下には、ロサンゼルスタイムズボルティモア・サンなど10の新聞、野球チームのシカゴ・カブスがあり、また約20局の地方テレビ局を抱える。2006年まではワーナー・ブラザーズThe WBというテレビネットワークを運営していた。
またニューヨークデイリーニュースと提携している。2008年12月8日、発行元のトリビューンが前年の株式非公開化に伴う債務引受けを原因とする約130億ドルの債務の返済の見通しが立たず、連邦倒産法第11章の適用をデラウェア州連邦倒産裁判所に申請した。(トリビューンはロサンゼルス・タイムズも発行していた。)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シカゴ・トリビューン」の詳細全文を読む




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