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嵩山堂 : ミニ英和和英辞書
嵩山堂[すうざん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かさ]
 【名詞】 1. bulk 2. volume 3. quantity
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

嵩山堂 ( リダイレクト:青木嵩山堂 ) : ウィキペディア日本語版
青木嵩山堂[あおきすうざんどう]
青木嵩山堂(あおきすうざんどう)は、明治時代から大正時代にかけて、大阪と東京に事務所・店舗を構えていた総合出版社
== 概要 ==
青木恒三郎(あおきつねさぶろう、1863年 - 1926年)によって創業された〔。大阪心斎橋にて明治10年(1877年)から大正10年(1922年)にかけて営業。東京では日本橋に店舗をもっていた〔『近代大阪の出版』〕。当時の資と高さにおいて「東の博文館、西の嵩山堂」と言われ、当時の代表的総合出版社であり、当時にしてはめずらしくロゴをつけていた。「岩にたつライオン」である〔。
同社は出版社であると同時に印刷所でもあり、小売りも兼ね、大正四年版発行目録には約5300点の大量の書目が掲載され、出版範囲も多岐にわたっていた〔『出版人物事典』〕。帝国大学や高等教育界の教科書の出版においても、学術書ならびに教育書の出版として名声と評価を得ていた。後世に残る名作も多く、その多くは一般読者向けだった。同社の発行目録には、他社の出版物も多く含んでおり、発行目録はいわば国内外の書籍を扱い、明治時代に広く読まれた西洋書の多くを取り扱っていた。膨大な国内出版物の総合取扱目録となっており、目録による書籍販売を行い、通販目録であったと考えられる。直接読者に通信販売を行っており、図書流通のパイオニアであり通信販売の元祖と言える〔『出版興亡五十年』〕。
青木恒三郎の曾孫・青木育志の論文「明治の出版社・青木嵩山堂のこと」によると、志賀直哉谷崎潤一郎の作品に青木嵩山堂が実名で登場していた(志賀直哉『暗夜行路』、谷崎潤一郎『幼少時代』)〔『季刊食』53号、1994年9月〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「青木嵩山堂」の詳細全文を読む




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