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小池真理子 : ミニ英和和英辞書
小池真理子[こいけ まりこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いけ]
 【名詞】 1. pond 
: [まこと, しん, ま]
  1. (adj-na,n) (1) truth 2. reality 3. genuineness
真理 : [しんり]
 【名詞】 1. truth 
: [り]
 【名詞】 1. reason 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

小池真理子 : ウィキペディア日本語版
小池真理子[こいけ まりこ]

小池 真理子(こいけ まりこ、1952年10月28日 - )は、日本小説家エッセイスト。夫は同じく小説家の藤田宜永。主な長編作品に『』『無伴奏』『水の翼』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』などがあり、また短編の名手ともいわれ、『妻の女友達』『水無月の墓』『怪談』など、短編集も多く上梓している。山本周五郎賞島清恋愛文学賞松本清張賞小説推理新人賞選考委員〔小池真理子|新潮社 〕。
== 来歴・人物 ==
1952年昭和27年)、東京都中野区に、父・小池清泰と母・増子の長女として生まれる。父・清泰は、東北帝国大学を卒業後、昭和石油に勤務しており、またロシア文学ドイツ文学に傾倒していたため、多くの蔵書があり、朝日歌壇への投稿歴がある。〔【小池真理子】「沈黙のひと」で吉川英治文学賞 “人は愛おしい”亡き父と向き合い 〕。1959年(昭和34年)、大田区立久原小学校に入学。ピアノを習い始める。1962年(昭和37年)、『なかよし』『りぼん』などに掲載された少女漫画の影響を受けて、自分でストーリーを考えて漫画を描く。学校の図書館で本を借り、読書を楽しむ。小学6年の時、新潮文庫の『赤毛のアン』を読んで感動する。1965年(昭和40年)3月、父の転勤で、兵庫県西宮市に転居、私立甲子園学院中等部に入学。この頃から、父の蔵書を読み始める。D・H・ローレンスチャタレイ夫人の恋人』を読んでいた時、「まだ早い」と父に叱られる。1967年(昭和42年)4月、西宮市立瓦木中学校に編入。1968年(昭和43年)4月、兵庫県立鳴尾高等学校に入学。同年9月、父の転勤で、宮城県仙台市に転居、宮城県第三女子高等学校に編入。全共闘運動など学生運動が盛んだった時期であり、小池もヘルメットを被って街頭デモに参加したり、自身の高校で「制服廃止闘争委員会」を結成したりしていた。また、高校時代には多感な想いの中で仙台の季節を味わいつつ、散文を書いていた。高校卒業後は1年間、予備校での浪人生活を送った〔「言霊の祈り」 小池真理子 『日本経済新聞』 平成23年3月24日夕刊〕。1972年(昭和47年)4月、成蹊大学文学部英米文学科に入学。吉祥寺で1人暮らしを始める。大学在学中から作家となることを志し、小説を書き始める。1976年(昭和51年)3月、大学を卒業。同年4月、本に近い場所ということから、出版社に就職、編集者となる。
1977年(昭和52年)7月、出版社を退職し、フリーの編集者、ライターになる。エッセイ集『知的悪女のすすめ』の企画をいくつかの出版社に持ち込み始める。山手書房(当時)で、自分で書けばいい、と言われ、自ら企画に沿ったエッセイを書く。1978年(昭和53年)7月、エッセイ集『知的悪女のすすめ』が刊行、ベストセラーとなり、エッセイストとしてデビュー。続けて関連のエッセイ集を発表する。1985年(昭和60年)、『第三水曜日の情事』を上梓、小説家デビューを果たす。コンスタントにミステリー、サスペンス作品を発表する。1984年、藤田宜永と夫婦になる。1989年(平成元年)、「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1990年(平成2年)、1万冊近い蔵書と愛猫ゴブのため、藤田宜永とともに長野県軽井沢町に移住。同時期に、ミステリーから恋愛小説へと新境地を開き、1995年(平成7年)には『』で第114回直木賞を受賞。その後も数々の文学賞を受賞。2012年には、『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞する。また、文学賞の選考委員も務めている。2008年1月に軽井沢の自宅で火災が発生。また、父・清泰を2009年3月に、母・増子を2013年8月に亡くす。近年の作品には、こうした経験が反映されており、人の生や死、老いなど、人生の折々で体験することをすくい取った作品が多くなっている〔生と死とエロス、一瞬を描く 『ソナチネ』 (小池真理子 著) 〕〔140822江原啓之×小池真理子 - 婦人公論.jp 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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