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大関親憲 : ミニ英和和英辞書
大関親憲[おおぜき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大関 : [おおぜき]
 【名詞】 1. sumo wrestler of second highest rank 
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers

大関親憲 ( リダイレクト:水原親憲 ) : ウィキペディア日本語版
水原親憲[みずはらちかしけん]

水原 親憲(すいばら ちかのり)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将上杉氏の家臣。
== 生涯 ==
天文15年(1546年)、魚沼郡浦佐城主・大関親信の子として生まれる。
『上杉将士書上』によれば、永禄4年(1561年)の川中島の戦いにおいて武功を挙げ、主君上杉謙信より賞賛されたと云われているが、確実な史料に親憲が登場するのは御館の乱以降のことである。謙信の死後に起こった御館の乱では上杉景勝を支持、天正7年(1579年)2月、広瀬(魚沼郡)の小平尾の地を攻略し〔『上越市史 別編2』1575号〕、天正8年(1580年)5月には、深沢利重栗林政頼らとともに上田の守備についている〔『上越市史 別編2』1963号〕。この頃、親憲は一時期上杉家を離れ、会津蘆名氏家臣で長沼城主・新国貞通の下に身を寄せていたという〔『水原町編年史』第1巻では、御館の乱後(天正6年(1578年)から天正8年(1580年)頃)、景勝の気を損ね小島弥太郎と共に会津に出奔したとしている。一方『上杉家御年譜』所載の「御家中諸士略系譜」では、親憲が貞通の下に居たのは14・5才の頃のことであるとしている(ここでは貞通の名が「新田上総介」となっている)に奉公していたとする。〕。天正8年(1580年)6月には、蘆名盛隆の家臣・栗村範通(新国貞通の子)から、親交を求める盛隆の意を景勝に披露してほしいと依頼されている〔『上杉家文書』702号、『上越市史 別編2』1971号〕。天正11年(1583年)2月、越中の防備にあたり、その功により知行を与えられた。『北越詩話』『水原氏の研究』では、天正14年(1586年)に景勝の命により水原満家新発田重家の乱で討死して断絶していた揚北衆水原氏の名跡を継ぐことになったとしているが、文禄3年(1594年)2月、出羽最上表での戦功に対する景勝からの朱印状の宛名は大関常陸となっている〔『上越市史 別編2』3582号〕。一方、同年付の『文禄三年定納員数目録』では水原常陸となっている。同目録によれば、親憲は3,414石を知行し、149人の軍役を担っていた。
慶長3年(1598年)に景勝が会津へ移封されると、猪苗代城代に任じられ、5,500石の知行を与えられた。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは慶長出羽合戦に参加して最上義光と戦い、長谷堂城からの撤退戦では鉄砲隊200名を率いて、追撃してくる最上勢に痛手を与え、上杉軍の撤退を成功させた。
慶長19年(1614年)の大坂冬の陣では、鴫野の戦いで鉄砲隊を率いて大いに活躍し、将軍・徳川秀忠から感状を賜ったが、親憲は「子供の石合戦ごときのような戦で、感状を賜ることになるとは」と言い放ったという。これは関ヶ原の戦いでは徳川との戦を主導しておきながら、戦で嫡男・景明に感状を貰おうと躍起になっていた執政・直江兼続を皮肉ったものと言われる。なお、この感状は祐筆の書き間違いで、宛名が「杉原常陸介」となっていた。親憲はこれに気づいていたが、将軍家からの感状であるのでそのまま戴いて異議を申し上げず、その後は姓を「杉原」に改めている(読みは「すいばら」のままである)。
元和2年(1616年)5月13日死去。享年71。嫡男の助市は11歳で夭逝していたため、外孫(婿の下条正親の次男)の憲胤が養子となって家督を相続した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「水原親憲」の詳細全文を読む




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