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大学合格実績水増し問題(だいがくごうかくじっせきみずましもんだい)とは高等学校、中等教育学校、予備校などの教育機関が大学の合格者数を実際の人数より多く見せる(水増し)ことである。 関連校の合格者数を合算したり、1人の受験生に複数校・複数学科を受験させるなどの手法があり、問題となっている〔[合格ABC](3)実際の進学者数を知る(連載)『読売新聞』2012.04.21 東京朝刊 18頁 (全655字) 〕。 == 1人の学生を複数の大学に合格させる手法 == 2007年、学校法人大阪学芸の大阪学芸高等学校で成績優秀な男子生徒1人に学校側が受験料を負担した上で関関同立の複数学科を受験させ、1人で73人の合格実績を出していたことが発覚した〔大阪学芸の校長ら辞任へ 合格者水増しで引責 〕。さらに一部生徒に現金5万円と腕時計を送っていた。 系列の大阪学芸中等教育学校も関関同立の合格者数は218人となっていたが、このうちの178人は学校から受験料を負担された上で複数を受験した7人による実績であった〔系列校でも合格者水増し 「178人」実は7人 〕。発覚した結果、理事長、校長は引責辞任し、役員も給与カットの制裁を受けた。 後に数多くの高等学校・中等教育学校が合格実績において同様の手法による水増しの数字を公表していることが発覚し、大阪府では府内の私立高校の3割にあたる31校での実施が見られた〔私立高3割が受験料負担 合格実績水増し問題 〕。 2012年には読売新聞で、有名進学校では『「GMARCH」(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政大学)の合格者数が卒業者数を超えてしまい、見かけ上の進学率が100%を超えている事例もある』され、改善に至っていないことが報道された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大学合格実績水増し問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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