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多環芳香族炭化水素 : ミニ英和和英辞書
多環芳香族炭化水素[たかんほうこうぞくたんかすいそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
  1. (n,pref) multi- 
: [わ, かん]
 【名詞】 1. circle 2. ring 3. link 4. wheel 5. hoop 6. loop
: [すみ]
 【名詞】 1. charcoal 
炭化 : [たんか]
  1. (n,vs) carbonization 2. carbonisation
: [か]
 (suf) action of making something
水素 : [すいそ]
 【名詞】 1. hydrogen 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation

多環芳香族炭化水素 : ウィキペディア日本語版
多環芳香族炭化水素[たかんほうこうぞくたんかすいそ]

多環芳香族炭化水素(たかんほうこうぞくたんかすいそ、英:polycyclic aromatic hydrocarbon、PAH)は、ヘテロ原子置換基を含まない芳香環が縮合した炭化水素の総称である。多環芳香族炭化水素には100以上の化学物質がある〔Agency for Toxic Substances and Disease Registry Polycyclic Aromatic Hydrocarbons (PAHs) 閲覧2012-11-30〕。
石炭乾留液(タール)の沈殿物、化石燃料バイオマス燃料の燃焼の副生成物、焼き肉のように加熱処理した食物〔http://www.atsdr.cdc.gov/tfacts69.html#bookmark02〕で見られる。多環芳香族炭化水素のいくつかは発癌性変異原、催奇形物質であることが確認されている。
また、星間物質彗星隕石にも見られるため自然発生説の基礎となった分子の候補に挙がっている。
== 性質 ==
多環芳香族炭化水素は親油性であるためより油に混ざりやすい。分子量が大きくなると水に溶けにくくなり不揮発性になってくる傾向にある。この性質のため、環境中の多環芳香族炭化水素は主に土壌中の堆積物と油性物質で見られる。しかし、浮遊粒子状物質であることも懸念されている。
多環芳香族炭化水素は最も広範囲に渡る有機汚染物質の一つである。化石燃料の他、炭素を含む物質(木材タバコ脂肪など)の不完全燃焼によっても生成する。燃焼のタイプによって生成する多環芳香族炭化水素の相対的な量や異性体が異なってくる。そのため、多環芳香族炭化水素を調べることでエンジンの燃焼なのか、森林火災なのかの判断材料に役立つ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多環芳香族炭化水素」の詳細全文を読む




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