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国語元年 : ミニ英和和英辞書
国語元年[こくご]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国語 : [こくご]
 【名詞】 1. national language 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
元年 : [がんねん]
  1. (n-adv,n-t) first year (of a specific reign) 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 

国語元年 ( リダイレクト:國語元年 ) : ウィキペディア日本語版
國語元年[こくごがんねん]

國語元年』(こくごがんねん)は、1985年6月8日から7月6日までNHK総合テレビの「ドラマ人間模様」枠で放送されたテレビドラマ。『國語元年』(中公文庫)が出版されている。
舞台はこまつ座制作で1986年紀伊國屋ホールにて初演。
いずれも井上ひさしによる脚本戯曲で、明治初期にお国の土台、軍隊言葉に混乱がないようにと「全国統一話し言葉」作成を命じられたとある文部省官吏の苦闘を描いた作品〔離婚騒動の最中の作品であり、西舘好子は『愛がなければ生きて行けない』(海竜社 1987年)で南郷清之輔のうちに井上ひさしの姿を読み取り、「全ての人生はある一点の才能に集結せよ、といわんばかりの思いが無意識に夫にはないだろうか」「わたしには、今ことばより大切なものがほしい」と書いた(扇田昭彦責任編集『日本の演劇人 井上ひさし』白水社 2011年)。〕。であるが、内容には相違がある。
== あらすじ(ドラマ) ==
大竹ふみの故郷への言葉から始まる。南郷清之輔の邸宅にお手伝いとして入る。そこはお国言葉が行き交っていた。清之輔は文部省の学務局の役人で「全国統一話し言葉」の作成を命じられる。お国言葉の観察から始めるが、大変さが分かってくる。そこへ言語革命は秦始皇帝の漢字革命、フランス革命のフランス語改革しか成功していないといい、成功させるためには自分が必要と国学者という裏辻芝亭が居候として入ってくる。清之輔は軍隊で言葉が混乱すると国家の大事と騒ぐが、容易ではない。そこへ若林が押し込み強盗に入る。お金を渡すが、倍のお金の入った財布を忘れて行く。青森に逃げた会津の残党に仕送るために強盗を重ねていたのだ。取り返しに来てそのまま居残る。文語でどうかも検討するが、若林の意見で会津の言葉を基にしようと田中閣下に上申するが、逆賊の言葉とはと叱られる。若林が抗議に威しに行き、役職から外されるが、秋山が黙っておくことに決める。清之輔はさまざまな言葉を混ぜて統一言葉を作ろうとするが、自分の悪い意味のお国言葉が入るはみなから猛反対。「文明開化語」〔前作の『国語事件殺人辞典』の「簡易日本語」に似たピジン言語。〕を考えだす。「す」で終わり、過去形は「すた」、否定は「ぬ」、疑問は「か」、命令は「せ」を動詞につけるというものだが、これで口説けるかといわれ、ふみどんを相手に口説いて実験は成功。強盗ができるか若林が実験するが、ポリスに捕まり、万人の言葉を変えるのは個人の力ではどうにもならないと書いてよこす。清之輔は田中閣下に上申するが、学務局が廃止され、机もなくなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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