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合成獣 : ミニ英和和英辞書
合成獣[ごうせい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
合成 : [ごうせい]
 【名詞・動詞】1. synthesis 2. composition 3. synthetic 4. composite 5. mixed 6. combined 7. compound
: [しし, けもの]
 【名詞】 1. beast 2. brute 

合成獣 ( リダイレクト:キマイラ ) : ウィキペディア日本語版
キマイラ[しし, けもの]

キマイラ() は、ギリシア神話に登場する怪物である。
== 概要 ==
ラテン語ではキマエラChimæra, ''Chimaera'')、ヨーロッパのいくつかの言語ではキメラChimera) といい、英語ではキメラ、キメイラ、またはカイメラChimera)、フランス語ではシメールChimère) という。名前の意味は「牝山羊」である〔ホメーロス著、呉茂一訳 『イーリアス 下』 平凡社 2003年、541頁。〕。
テューポーンエキドナの娘。ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。それぞれの頭を持つとする説もある。強靭な肉体を持ち、口からは火炎を吐く。その火炎によってしばしば山を燃え上がらせていた。リュキアに住み、カーリアアミソーダロスに育てられたが、ペーガソスに乗る英雄ベレロポーンにより火炎を吐く際に先端にの塊を付けた槍を口に放り込まれ、火炎の熱で溶けた鉛で喉を塞がれて窒息死させられた(背中に矢を射られて退治されたとする説も)。
元はヒッタイトで神聖視された季節を表す聖獣で、ライオンが春、山羊が夏、蛇が冬を象徴していた〔健部伸明と怪兵隊 『幻想世界の住人たち』 新紀元社 1988年、164頁。〕。
この怪物は生物学におけるキメラの語源となった。
中世のキリスト教寓意譚では、主に「淫欲」や「悪魔」といった意味付けを持って描かれた。12世紀の詩人マルボートによれば、様々な生物の要素を併せ持つ事から女性を表すとされている。この他、ライオンの部分を「恋愛における相手への強い衝動」、山羊の部分を「速やかな恋の成就」、蛇の部分を「失望や悔恨」をそれぞれ表すとされたり、その奇妙な姿から「理解できない夢」の象徴とされた。一般には、怪物の総称や妄想、空想を表わす普通名詞ともなっている〔研究社『新英和中辞典』第4版〕。
また、フランスの画家ギュスターヴ・モローはしばしばこの名をタイトルとしながらも、翼を持ったケンタウロスの美青年など、独自の設定を課した怪物を描く作品を手がけている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キマイラ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chimera (mythology) 」があります。




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