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博多うどん : ミニ英和和英辞書
博多うどん[はかた-]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ばく, ひろ]
  1. (n,n-suf,vs) doctor 2. Ph.D. 3. exposition 4. fair 5. exhibition 6. commanding esteem 7. winning acclaim 8. gaining 9. receiving 10. command esteem 1 1. win acclaim 12. gain 13. receive
: [た]
  1. (n,pref) multi- 

博多うどん : ウィキペディア日本語版
博多うどん[はかた-]

博多うどん(はかた-)は、福岡県福岡市を中心に食されるうどん

== 歴史 ==

博多はうどん伝来の地といわれる。諸説あるが、日本に麺をもたらしたのは聖一国師(圓爾)といわれている〔豊田(2009):98ページ〕。圓爾は嘉禎元年(1235年)に渡宋して径山寺で仏教を学び、仏の教えと共に多くの中国文化を身につけて仁知二年(1241年)に帰国。寛元元年(1243年)までの2年の間博多にとどまり、承天寺を開いて布教活動を行ったが、その際に麺や饅頭といった料理を博多にもたらしたといわれている〔奥山(2003):30ページ〕。その後赴任した京都の東福寺に伝わる「大宋諸山之図」(国宝)の中には「明州碧山寺水磨様」という製粉技術を記した書物が伝わっている〔。
しかし当時の「饂飩」は現在のうどんとは異なり、現在のワンタンに近いものであったともいわれる。うどんが現在の形になったのは鎌倉時代末期といわれ、室町時代までには全国に広まった。江戸時代後期には水車を使った効率の良い製粉法が開発され〔豊田(2009):98-99ページ〕、また醤油の大量生産が可能になったことから〔角川グループホールディングス(2013):28ページ〕、うどんはますます庶民にとって身近な食べ物となり、多様な文化が生まれる事となった。
そんな中、商人の街博多では時間にシビアな商人たちが素早く食べられるようにとゆで置きの柔らかい麺のうどんが主流になったといわれている〔角川グループホールディングス(2013):29ページ〕。また、軽食として食べられていたため、消化の良い柔らかい麺が好まれたという説もある〔 〕。江戸時代には「夜鳴きうどん」と呼ばれる屋台スタイルが主流であったが、明治時代に入ると多くのうどん店が登場する。中でももっとも老舗とされているのが博多区にある明治15年(1882年)創業の「かろのうろん」(「角のうどん」の意)である。このほか、ごぼう天発祥の店である明治30年(1897年)創業の「乙ちゃんうどん」(現存せず)やその後継店である「川端 英ちゃんうどん」、昭和元年(1926年)創業の「木屋」などが老舗として知られる〔。
福岡市を中心とした地域で幅広く食されているほか、「ウエスト」「牧のうどん」「資さんうどん」といった福岡式のうどんを提供するチェーン店も存在する〔角川グループホールディングス(2013):31ページ〕。また、東京にも博多うどんを提供する店舗が存在する〔ワールドフォトプレス(2013):63ページ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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