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北条流 : ミニ英和和英辞書
北条流[ほうじょうりゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
: [りゅう]
  1. (n,n-suf) style of 2. method of 3. manner of 4. school (of thought) 

北条流 : ウィキペディア日本語版
北条流[ほうじょうりゅう]
北条流は、軍学の流派の1つ。軍学者北条氏長が創始した。
== 概要 ==
甲州流軍学を大成した小幡景憲の高弟であった北条氏長は、それまでの軍学(兵学)から、中世における迷信・邪説的要素である軍配(日取りや方角の吉凶を占う)を廃し、合理的な軍学を体系化して創始した〔『日本史大事典2』1120-1121頁、『日本歴史大事典3』667-668頁、『間諜兵学』254頁 〕。
また、氏長は、『士鑑用法』を著わし、軍学を泰平の世における武士の精神修養法とした〔『日本史大事典2』1121頁、『近世日本国防論 上巻』55-58頁 〕。
氏長没後の北条流は、氏長の養子・福島国隆が継ぎ、後にこの学統からは松宮観山が輩出された〔『国史大辞典12』616頁、『日本歴史大事典3』668頁〕。
諸藩においては、北越(越中富山藩越後長岡藩など)では、氏長の門人・片山良庵(秋扇)の学統が続き、仙台、尾張、岡山、熊本などでも氏長の門人によって流派が受け継がれた〔『日本兵法史 上』423-424頁、『国史大辞典 第12巻』616頁〕。
氏長の高弟・山鹿素行は、軍学に儒学の要素を加味させた山鹿流を創始し、軍学を武士の修養法とした道徳化の流れを進めた〔『日本歴史大辞典 第8巻』515頁、『日本史大事典2』1121頁〕。
北条流においては、主に氏長が著わした『兵法雌鑑』(『兵法師鑑』『兵法私鑑』ともいう)『兵法雄鑑』『士鑑用法』などが伝書として用いられた〔『国史大辞典 第12巻』592頁、616頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北条流」の詳細全文を読む




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