翻訳と辞書
Words near each other
・ 公民権法
・ 公民権運動
・ 公民生活
・ 公民的資質
・ 公民科
・ 公民科教育学
・ 公民足球隊
・ 公民身分号碼
・ 公民身分番号
・ 公民連合政権構想
公民館
・ 公民館主事
・ 公法
・ 公法人
・ 公法学
・ 公津の杜
・ 公津の杜小学校
・ 公津の杜駅
・ 公津原古墳群
・ 公津小学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

公民館 : ミニ英和和英辞書
公民館[こうみんかん]
【名詞】 1. public hall 2. community center 3. community centre 
===========================
: [こう]
  1. (n,suf) prince 2. lord 3. duke 4. public 5. daimyo 6. companion 7. subordinate
公民 : [こうみん]
 【名詞】 1. citizen 2. freemen 
公民館 : [こうみんかん]
 【名詞】 1. public hall 2. community center 3. community centre 
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 
: [やかた, かん, たて, たち]
 【名詞】 1. (1) mansion 2. small castle 3. (2) boat cabin
公民館 : ウィキペディア日本語版
公民館[こうみんかん]

公民館(こうみんかん)とは、住民のために、実際生活に即する教育学術文化に関する各種の事業を行う教育機関のことである。
公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術および文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする(社会教育法第20条)。
== 歴史 ==
明治維新以後、資本主義の発達に伴って都市部でも農村部でも様々な歪が生じるようになった。このため、地方改良運動及び社会教育の実施を目的として様々な名称を持った公共施設が建設された。旧来の村屋・行屋・若者宿に加えて、隣保館(りんぽかん)や労働福祉会館などの名称で呼ばれた施設がこれにあたる。昭和期に入ると、「公民館」と呼ばれる施設も登場し、大正後期から引き続き行われてきた社会教育の導入、関東大震災後の国民精神作興運動昭和恐慌下の教化総動員運動農山漁村経済更生運動など教化活動への住民導入体制の強化に伴って、その円滑な実施のための施設の必要が唱えられ、学校施設を舞台とした全村学校運動や図書館施設を舞台とした図書館附帯施設論争などが行われた。

1923年大正12年)、正力松太郎警視庁を辞め、読売新聞経営に乗り出した際、後藤新平が資金面で援助をした。その後、正力松太郎はその恩返しとして、後藤新平の故郷である岩手県水沢町(現: 奥州市)に資金を寄贈した。岩手県水沢町が正力松太郎から寄贈された資金を使い、1941年昭和16年)に建設したのが、「後藤伯記念水沢公民館」である。日本で公民館に類似する事業を行う施設は、第二次世界大戦前にもあったということができる。
後に岩手県水沢市には新しい公民館が建設されたが、2001年平成13年)からは「後藤伯記念公民館」と改称されている。なお、同公民館の隣には「後藤新平記念館」がある。
現在ある公民館は戦前に文部省の成人教育課長であった松尾友雄が唱えた「社会教育館」構想を母体として文部省の公民教育課長であった寺中作雄によって構想されたものが原型となっている。1946年より日本の民主化政策に伴って各地に公民館設置が行われ、1949年社会教育法制定によって法的に位置づけられた。公民館制度は戦前からの地域施設設置運動と住民の参加システムを生かす形で住民の企画・運営への直接参加が行われるなど、地域における住民の学習権保障の場として評価されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「公民館」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.