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両 : ウィキペディア日本語版
両[りょう]

(りょう)は、尺貫法における質量単位であり、また、近世の日本における金貨、および中国における秤量銀貨通貨単位である。
== 概要 ==
質量の単位としての両は、の倍量(の分量)単位で、日本では1両=10匁=1/100貫=1/16斤とされた。奈良時代に公布された大宝律令では隋代(唐代初期か)の一両に準じて、おおむね41〜42グラムくらいであったが、唐代になり11%程度減少し37.3グラムとなり、日本国内でもこれに近い値となった。明治時代以降、日本国内ではほとんど使用されていない。現代の中国の1市両は50グラムである。
金貨の通貨単位としての両は武田信玄により、鋳造を命じられた甲州金により確立され、江戸幕府に継承されたもので、1両は4に等しく、また16に等しい。小判1枚の貨幣価値に相当し、したがって二分金2枚に、一分金一分銀4枚に相当し、また二朱金二朱銀8枚に、一朱金一朱銀16枚に相当する。明治時代に通貨単位として(円)が導入されたが、切り替え時に「1圓は1両と等価」とされ、しばらくの間は「圓」のことを「両」とも呼んでいた。また江戸時代にも文政年間頃から「両」のことを俗称として「圓」と呼ぶ習慣が一部にあったという〔三上隆三 『江戸の貨幣物語』 東洋経済新報社、1996年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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