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三月精 : ミニ英和和英辞書
三月精[みつき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三月 : [みつき]
 (n) three months
: [つき]
  1. (n-t) moon 2. month 
: [せい]
 【名詞】 1. spirit 

三月精 ( リダイレクト:東方三月精 ) : ウィキペディア日本語版
東方三月精[とうほうさんげつせい]

東方三月精』(とうほうさんげつせい〔『三月精 第2部』第1巻単行本奥付では「とうほうさんげっせい」表記。〕)は、角川書店刊の雑誌『月刊コンプエース』で連載された東方Projectを題材にした漫画作品である。原作はZUNで、作画は当初松倉ねむが担当していたが連載途中で比良坂真琴に交代している。
本作では、主人公である3人の妖精たち(光の三妖精)が巻き起こす数々のいたずらや騒動がストーリーの基本となる。タイトルの「三月精」(さんげつせい)は、日・月・星を総称する熟語「三精」と、日(SUN)・月(げつ)・星(せい)をかけたもので、光の三妖精をあらわしている〔『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第5号」。〕。ZUNによると「普段は雑魚以下の妖精を主役に持ってきた」「三月精はゲームの漫画化でなくて、出所不明の漫画にしたかった」とのこと〔『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第1号」。〕。作画担当の比良坂真琴は、話や台詞以外の絵的なことはほとんど一任されているが、「身長比」だけは正確に描けるように、新しい登場人物があるたびに原作者のZUNに確認をとっているとしている。
シリーズ累計販売部数は、角川グループホールディングスの2010年3月期の発表(「Strange and Bright Nature Deity」完結時点)で40万部。
本項では、以降は『三月精』と称することとする。その他の本項で使用されている東方Project関連の略称については、東方Project#凡例を参照。
== 概要 ==
松倉が作画を務めた『三月精 第1部』と、比良坂が作画を務めた『三月精 第2部』『三月精 第3部』がある。
; 東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity
: 「とうほうさんげつせい イースタン・アンド・リトル・ネイチャー・デューティー」。『コンプエース』の創刊号であるVol.01(2005年3月刊)からVol.06(2006年3月刊)まで連載されていた作品。第0話から第5話まであり、全6話である。作画担当は松倉ねむである。本作は『三月精』の「第一部」とされている〔『三月精 第1部』単行本の帯。〕。
: 主に、光の三妖精が博麗霊夢霧雨魔理沙に対して悪戯を仕掛ける話が展開される。雑誌連載時の作品には光の三妖精と霊夢、魔理沙以外の登場人物が現れないが、単行本収録の書き下ろし部分では十六夜咲夜とレミリア・スカーレットも少しだけ登場している。
: 雑誌掲載の「第0話 桜の距離」に関して、ZUNは「導入にも当たらない部分から始まります」と言っており、ストーリーが中途半端に終わっている。その後『コンプエース』Vol.02からVol.06に掲載されたコーナー「上海アリス通信 三精版」に、「第0話 桜の距離 つづき・・・?」と題した4コマ漫画が比良坂真琴による作画で掲載された。単行本では松倉ねむによる第0話の続きが最後まで書き足されている。
: 作画担当の松倉が体調不良により途中降板し、第5話で終了。『コンプエース』VOL.07からは作画担当と副題が変更されて「新章」が始まることになる。
: 単行本では本編である第0話から第5話までと、雑誌連載時に共に掲載された「上海アリス通信 三精版」第1号から第5号までに加え、ZUNのインタビュー記事とZUNの書き下ろし短編小説「月の妖精」(挿絵:綾見ちは)を収録し、ZUNによる音楽CDが付属している。音楽は主人公である三妖精のテーマとなる「サニールチルフレクション」(サニーミルクのテーマ)、「夜だから眠れない」(ルナチャイルドのテーマ)、「妖精燦々として」(スターサファイアのテーマ)の3曲を収録。このほか、東方Projectの紹介や、東方Projectに関連するものの紹介〔たとえば「東方Projectで言及されている“蓬莱”とは何か」などを、東方Projectとはほぼ無関係に解説している。いわゆる「元ネタの解説」に近い。〕などが新規に収録されているが、多くの誤植や誤表記があったため、後にZUN監修による正誤表が発表されている。角川書店では、この単行本を「コミックス」ではなく「ゲーム関連単行本」「ファンブック」に分類している。
: 『三月精 第2部』単行本第2巻のあとがきでZUNが「(『三月精 第1部』に収録されているCDの曲は)今は手に入りにくくなった」とコメントしており、その時点で『三月精 第1部』の単行本は絶版となっていた。『三月精 第1部』単行本に収録の楽曲3曲は、『三月精 第2部』単行本第2巻に再録されている。
; 東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity
: 「とうほうさんげつせい ストレンジ・アンド・ブライト・ネイチャー・デューティー」。作画担当が比良坂真琴に変わり、『コンプエース』Vol.07(2006年5月刊)から連載開始した。『三月精』の「第2部」にあたる〔『三月精 第2部』単行本第3巻初版の帯に「''コミックシリーズ第2部完結!''」。〕。
: 光の三妖精が、幻想郷の様々な所へ行って悪戯を仕掛ける。このシリーズから、霊夢と魔理沙以外の人物も登場する。登場人物が増えた理由は「三妖精だけでは話が作りにくく、キャラを出した方が話が作りやすいから」〔『三月精 第2部』「上海アリス通信 三精版」第7号(『月刊コンプエース』Vol.9 p.174。実質的には「第8号」なのだが誤植で「第7号」になっている。単行本未収録)。〕。隔月刊だった『コンプエース』はVol.10から月刊となり、『三月精 第2部』はVol.11掲載話から前編後編の形を取っている。『コンプエース』が月刊化する際には、『コンプティーク』に比良坂による『三月精』の紹介漫画が掲載されている。
: 『月刊コンプエース』2009年3月号にて最終回を迎え、光の三妖精が今まで過ごしてきた魔法の森の木から、博麗神社の付近に現れた巨大な大木へと住居の引っ越しを行い、それに伴って新タイトルへの移行が発表された。『月刊コンプエース』2009年5月号には『三月精 第2部』の番外編「三妖精の一日」が掲載されている。
: 単行本は3巻まで刊行されている。第1巻には第1話から第8話と、書き下ろしの漫画「酒三杯にして……」を収録。第2巻には第9話から第16話と、『コンプティーク』に掲載された紹介漫画、書き下ろし漫画「妖精大戦争」を収録。第3巻には第17話から第25話と番外編、書き下ろし漫画「三妖精の一日 つづき」を収録している。3巻とも、ZUNによる音楽CDが付属している。「上海アリス通信 三精版」の『三月精 第2部』相当分は収録されていない。
; 東方三月精 〜 Oriental Sacred Place
:「とうほうさんげつせい オリエンタル・セイクリッド・プレイス」。『三月精』の「第3弾」である〔『三月精 第3部』単行本第1巻初版の帯に「''コミックシリーズ第3弾いよいよスタート!!''」。〕。作画は引き続き比良坂真琴が担当し、『月刊コンプエース』2009年7月号から連載開始となった。第8話までは1つのエピソードを前編・後編の2話に分けて毎月連載していたが、第9話以降は基本的に1話完結・隔月連載となる。本作の最終話で、『三月精』はシリーズ完結となった。
: 単行本は3巻まで刊行されている。第1巻には第1話から第8話、第2巻には第9話から第13話、第3巻には第14話から第18話を収録している。3巻とも、ZUNによる音楽CDが付属している。
; 東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.
:「とうほうさんつげせい〜ビジョナリー・シャイニー・イン・シュライン」
:『三月精』の。前作『Oriental Sacred Place』で完結となったが、続編が『月刊コンプエース』2016年3月号から連載開始。作画は第3部と引き続き比良坂真琴が担当。3ヶ月に一度の掲載となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東方三月精」の詳細全文を読む




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